朝日文庫<br> 非情人事

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朝日文庫
非情人事

  • 著者名:江上剛【著者】
  • 価格 ¥689(本体¥627)
  • 朝日新聞出版(2019/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022649270

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内容説明

転籍人事にかちんときた実力副社長、リストラを完遂した途端に自分の首を切られた人事部長、合併銀行の派閥を背景にした熾烈な社長レースなど、「非情人事」を拝命した企業人の複雑な思いと行動を、鮮やかな筆致で描いた短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

4丁目の父ちゃん

6
金融関係を主に5編の短編小説集。タイトルの非情人事、ちょっとあり得ない人員整理と株操作、現実離れした内容だがこんな事が出来る世の中はちょっと不味いかな。政治家、悪い奴らばかりではないのだろうが、金銭が絡むと本当の政治は出来ないだろう。江上さんらしい金融関係の作品だったが、どれも物足りない作品であった。2020/04/24

terukravitz

4
★★☆☆☆2019/08/20

としき

3
人事は「ひとごと」と言いたいが、サラリーマンにはそうは簡単には言い放てない。どんなサラリーマン人生になるかは全て人事によって決まる。出世街道を突き進むのか?我が道を行くのか?人事によって人生そのものが大きくかわる。よって人事は常に非情!情ではどうにもならない。本人の努力だけでもどうにもならない。その点ではやはり「ひとごと」になってしまうのかもしれない。作者はメガバンクで裏のまた裏、そのまた裏の世界を経験した人。どの話も実話をもとにしたノンフィクション!痛快にかつ一気に読み切ることが出来た。2019/10/28

くま

3
人事に関わる5つのショートストーリーが入っているこの本。最後にどんでん返しや、人生観の変化などおもしろい構成でした。今の若い世代はどれだけ人事に興味があるのかな?と、ふと思いました。2019/10/08

るか

2
よく分からん業界のよく分からん言葉が飛び交っていたが、とにかく、どんな大きな組織であっても、人間の情で全てが動いている。上に行けば行くほど、守りたい気持ちが大きくなるんだろうか。人としてあるべき姿は不文律によって支えられる。なんかもう、色々嫌だなーーー。2019/12/22

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