- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
人間関係におけるトラブルの多くは、相手が「何を伝えたいか」「何を言いたいか」を正しく理解できていないことから発している。情報が複雑に飛び交う現代だからこそ、言葉を、言葉の集合体としての情報を、正確に読み解く力が不可欠なのである。本書では具体的なテキストを挙げながら、行間を読む、感情を読む、場の空気を読む、想像力を働かせて相手の心情を察するといったコミュニケーション全般のスキル向上を目指す。社会人必読の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
34
『言葉のミート力=大人の読解力』❕なにそれ?斎藤先生は野球を例えてきます。…『多種多彩な球種を投げるピチャッーに対して確実に芯で捉えるバッターと同様に、様々で複雑に行き交う情報から相手の真意を捉えるのが大人の読解力!』そうなんですね斎藤先生☺️理屈よりも常に熱量が前に来る🔥松岡修造ですか?さらに2章では読解力を職場や生活に応用するための護身術的読解力をすすめてきます✨人間トラブルに巻き込まれない地雷を踏まない読解力💥相手との距離を縮める要約リアクション💕読解力を拡張解釈してくる語彙力MAXです📚2019/11/09
のえる
32
図書館本。以前読解力の弱さに不安を抱いた私にとっては学び半分誇りに思う半分だった。 大人の読解力とは何ぞや、読解力の鍛え方について紹介された本書。 日本語ならではの想像した行間の読み方や回転・補正を察知する、評論に込められた感情には意識して行きたい。 鍛え方に小説・評論・俳句・新聞等の紙媒体の他に歌詞や映画、絵画を提案していることに驚き全面的に読書を押し付けていないことに好感を抱いた。いつもと思うと続かない気がするから徐々に、臨機応変に務められればかな。 ネットでの調べ方も参考になった。2021/03/05
kou
31
空気の読み方や良質なコミュニケーションの取り方を学べた気がした。説明も様々なジャンルを織り交ぜており面白かった。2019/12/06
月の実
27
本書では、読解力の一般的な意味ではなく、日常生活で接するあらゆる情報から、その真意を正しく読み取る能力『大人の読解力』について解説されている。大体の人間関係の悩みは、会話の読解がうまく出来ず、相手の真意を読み解けていなかったり、相手に自分の真意が伝わっていなかったりで起きているんだなと改めて思った。日常的に見ることになる情報や人との会話をフラットな思考で読み解けるように、日頃から、意識して磨いておきたい。2025/09/22
たか
24
言葉の真意を読み取ることの大切さを改めて感じた。そのためのわかりやすいトレーニング方法が数々出ている。特に長い文章をさっと読んで、ちょっと要約して、パット発表する。 この方法が面白いと思った。2023/05/16