自動車(クルマ)が家電になる日2030年―――これ1冊で「モビリティ革命」の全容がわかる!

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自動車(クルマ)が家電になる日2030年―――これ1冊で「モビリティ革命」の全容がわかる!

  • 著者名:鈴木誠二【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • あさ出版(2019/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866671086

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内容説明

次世代自動車ビジネスの勝機はココにある。
潮流に向けた渦を探せ!
国立研究開発法人・産総研のスタートアップアドバイザー永井武氏が認める、
自動車ユーティリティの変貌に向けた要件。

クルマは家電になる――。
クルマは、モーターで駆動する「電気製品」となると同時に、
冷蔵蔵やエアコンのような「汎用品」となる時代を迎えようとしています。

電動化や自動運転に代表される「モビリティ(移動)革命」が始まろうとしているのです。
このような自動車社会の行方については、
めざましい技術革新を軸にすでにさまざまな分析・研究があります。


本書では、こうした潮流( トレンド) を踏まえて、
「生活者」の視点でモビリティ革命を捉えなおしました。
・完全自動運転で、道中は本当に豊かになるのか
・無人コミュニティバスを巡回させれば、過疎地域は活性化するのか
・交通渋滞がなくなれば、家族での遠出はもっと増えるのか

このような視点も加え、
潮流に向けた渦(ボルテックス) を発展させることが本書の狙いです。

さまざまなご意見はもあるかと思いますが、
自動車業界のみならず、あらゆる分野で活躍している皆さんの「ビジネスチャンスの発掘」に、
本書が少しでもお役に立てれば幸いです。
(「はじめに」より)


■目次

はじめに

プロローグ 2030年、私たちの自動車生活はどうなっている?
―― 一足先に近未来をバーチャル体験してみよう

第1章 クルマ社会が、いつのまにか激変している!
・モビリティ革命の代名詞「Case」とは?
 →4つのトレンドを戦略的に結び付けた
 →「電動化」には4つの流れがある
 →「自動運転」は5つのレベルで段階的に進む
 →「コネクテッド」でクルマはIOTたんまつになる
 →「シェアリング」には2つタイプがある

・CASEで自動車生活はどう変わっているのか?
 →ディーゼル不正とパリ競艇で電動化が加速
 →電動化の「本命」は電気自動車
 →高速道路や過疎地で「自動運転」は当たり前
 →音声認識アシスタントと「会話する」時代
 →配車アプリの導入から「ロボタクシー」へ

・交通システムを大変革する「MaaS」とは?

第2章 「クルマの歴史」から未来を読む

第3章 生活者の目線で見る「モビリティ革命」

第4章 次世代自動車ビジネスのロールモデルとは

緊急討論 いまこそ、潜在ニーズ発掘のチャンス!

本書に寄せて ポスト・グローバリゼーションの時代を切り拓く

■著者 鈴木誠二

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

39
クルマでいろいろな場所に行き、家族との思い出をつくる。塾に通う子どもの送迎、実家への帰省、観光地へのドライブなどを通して、家族とのつながりを深めていった。クルマでの移動中は、ハンドルを握る親が主導権をもって、子どもと議論できる唯一の時間だったのかもしれません。このように、クルマにはさまざまな役回りがある。クルマは、家族というコミュニティの象徴でもあった。それなのに、便利だからという理由だけで、簡単にクルマを「自動化」「知能化」してしまっていいのか、難しい問題もある。2021/05/04

naolog

8
図書館にて。全容というか、ざっくりした概要というか。大まかな問題・課題はその通りなんだろうけど…解決策はほかにもあるよなぁという感じ。2020/06/08

SHOGO THE SB

7
アフターマーケットの未来、部品交換は無くなり、車自体の買い替えが一般的となる? Maasの段階、車内での過ごし方の未来2021/08/15

ゆーき(仮)

4
車そのものより車に紐付く社会基盤のあり方が課題。2022/06/19

とみぃ

4
★★☆☆☆ 自動車が高性能化しても、目的地や移動中車内に魅力がなければ活発になることはない。例えば老人は井戸端会議など話し相手が欲しいでしょ。田舎のホームセンターのように、情報交換のハブとなるような拠点が必要ではないか?技術のみでこれからの社会を想像するのではなく、人々の幸福感も考慮して想像するべき。という視点を得られた。著者が地域政策の研究者だからか、EV車の技術に対する理解は所々怪しいと感じた。自動車の革命に対する地域活性化などに興味がある方は読んで良いかも。2019/11/18

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