内容説明
北垣国道は、維新史、北海道開拓史、京都復興史の上だけでなく、地方行政史ないしは日本史の上で大きな役割を果たしており、人間的にも魅力溢れるものを持っていた人物であった。若き日に、龍馬と出会い蝦夷地開拓の夢を語り、開拓使時代は黒田清隆や榎本武揚と交流を持ち、京都府知事時代には新島襄や山本覚馬らとも接点があった。本書では、北垣の意外な経歴や戊辰戦争・北海道開拓・京都復興での活躍ぶり、人柄、取り巻く人間模様を紹介する。
目次
はじめに-知られていない北垣国道の真価
第1章 青谿書院に学ぶ
第2章 但馬農兵取り立てに動く
第3章 生野の変(生野の義挙)起きる
第4章 坂本龍馬・勝海舟らと交流-蝦夷地開拓の夢を語る
第5章 戊辰戦争に参戦-戦後、弾正台・鳥取県に出仕
第6章 開拓使に入り札幌、浦河などで活躍
第7章 西南戦争時、熊本県大書記官に
第8章 長期にわたり京都府政をリード
第9章 琵琶湖疏水工事に挑戦
第10章 同志社関係者・千葉重太郎らとの接点
第11章 第四代北海道庁長官就任と”北垣一二カ年計画案”
第12章 道内鉄道の施設、港湾整備などに執念
第13章 道政を転換-寒地稲作を奨励と「上川離宮構想」反対
第14章 拓殖務次官・函樽鉄道株式会社社長に
第15章 北垣国道の最期
[別記]田辺朔郎という人物
あとがき-求められる北垣国道の



