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内容説明
「出る杭は打たれる」と言われる公務員の世界にありながら、業務分野の地味・派手を問わず、自らの信念を貫き、役所の中で成果を上げてきた公務員たちがいる。
苦難にぶつかりながらも、「常識・前例・慣習」を乗り越えた10人の実践を通じて、公務員が行動・挑戦し、組織の中でやりたいことを実現するヒントを伝える。
「役所は『出る杭は打たれる』世界。頑張るほど、悪目立ちしてしまう。そう思うと、勇気が出ない」
「地域の役に立ちたいと思って公務員になったのに、やりたい仕事ができず、達成感を感じられない」
「実績をつくろうとしても、チャンスをもらえない。自己保身ばかりの上司をどう動かせばいいいか…」
「最近、くすぶっている自分がいる。このままではまずい、とわかってはいるけど…」
――そんな想い・悩みを抱える、すべての公務員に「一歩踏み出す勇気」を贈る一冊!
目次
はじめに――公務員には、世の中を変える力がある
第1章 公務員だから活躍できる
♯01 公務員という後ろ盾があるから、挑戦できる
―― 山田崇(塩尻市) / シティプロモーション
○大企業と研修プログラムを開発し、関係人口を増やす
○住民・企業ニーズに向き合い、その架け橋となる
○一番腹が立ったのは市役所の職員
○「地域で挑戦する若者」を応援する大人を増やせ
○役所はちょっと頑張れば、すぐに頭が出る
○自分自身が公共のような存在でありたい
♯02 使命感を持って、好きなことをやる
―― 井上純子(北九州市) / 観光
○限られた予算で効果を最大化―会議でコスプレ企画が決定
○「公務員」×「個性」――ギャップを活かして尖らせる
○いきなり、NHKの全国放送「ニュースチェック11」に登場
○メディアのニーズを汲み、WIN-WINの関係をつくる
○逃げるように帰った、孤独な職員表彰
○子育てが終わったときに、何も残らない人生にはしたくない
○バナナ姫の復活――YAHOO! のトップページに掲載
○税金を使わず活動――支援金額は50万円超
○バナナ姫は公務員だから応援してもらえた
第2章 どんな仕事も改善できる
♯03 目の前の仕事に誇りを、目の前の仕事に全力を
―― 岡元譲史(寝屋川市) / 徴収
○滞納繰越額を20億円以上圧縮――職員の意識も変化
○税金で食っているからこそ、市民全体のために仕事をする
○払わない人が得するなんて不公平――お願い徴収からの変革
○同僚と良好な関係を築き、周囲のサポートを得る
○気迫を込めてマニュアルを作成――他自治体にノウハウを共有
○本業で成果をあげ、異なる課題に手をつける
○「お前の顔に火つけたるわ」――恐怖に心折れないために
○徴収職員は悪魔ではない――徴収の仕事に誇りを
【COLUMN1】世界は変わっている。公務員も変わらなければならない/倉田哲郎(箕面市長)
♯04 学びと実践の先に、突破口は必ずある
―― 鈴木浩之(神奈川県) / 児童虐待
○根本的な課題を捉え、本質的な解決策を問い続ける
○家族に寄り添うことを可能とする、海外手法の導入
○取組みの成果を可視化し、分析を繰り返す
○新たな取組みを進めるには、過去を否定しない
○忘れられない一言「お前が担当する子どもは不幸だ」
○怒鳴られることも必要なプロセス
第3章 冷静と情熱、緻密さと大胆さ
♯05 ボトムアップで組織を動かす
―― 山本享兵(和光市) / 公会計
○自分が役所に転職して、先進事例をつくればいい
○目的と手段を混同しない
○物事が変わるのは、人の気持ちが変わったときだけ
○役所の中で気軽に声をかけられる人を50人つくる
○「生情報の収集」「持続力」「プログラミング思考」
○自治体で働く公認会計士のロールモデルになりたい
【COLUMN2】挑戦する公務員が「当たり前」にならなければならない/小紫雅史(生駒市長)
♯06 不都合な真実を伝える覚悟を持つ
―― 菊池明敏(岩手中部水道企業団) / 水道
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
竹本明
hatayan
読書ニスタ
まゆまゆ
ルーチェ
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