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内容説明
「あなたの考えを教えてください」「何か意見をお聞かせください」――
そう言われて、すぐにその場で答えられる人は少ないのではないでしょうか?
「考えを表明する」ことの価値は、現在急激に高まっています。
教育では“アクティブラーニング”が叫ばれ、SNSによって誰もが簡単に発信することができるようになったこの時代、「あなたはどう思う?」と聞かれてすぐに自分の意見を作れる人や、「何かいいアイデアある?」と聞かれて答えられる人の価値が高まっています。
東大生は「能動的に自分の意見を言う」のが得意です。
東大の入試では、「自分の頭で考えさせる問題」が多くを占めており、また東大の授業でも「自分の考えを述べる訓練」が日常的に行われています。
では、どうすれば簡単に「自分の意見」を作ることができるようになるのか? 素早くアイデアを出せるようになるのか?
本書では、偏差値35から2浪して東大に合格した著者が、その受験勉強の過程で生み出した、独自のメソッドを紹介。
誰でも簡単に自分の頭で「考えて」「まとめて」「伝えられる」ようになるための4つのステップを紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リトル
12
じぶんメモ:意見(opinion)=事実(fact/evidence)+問題(problem)+自分(view)+提案(advice)(P70 etc) 方程式そのものはシンプルなのだが、いざ実践しようとなると、私にはハードルが高い...。詳細が難しかった。2019/12/07
ひめぴょん
5
タイトルに魅かれて読んでみようという気になったものの、今までの彼の著書と同様イマイチ感がありました。若い方の書いた本で「いい!」となる本が少ないのは深みを感じるだけの経験値が少ないのが原因のような気がします。まず、自分の意見とは何かの定義から。意見=事実+問題+自分+提案。発言したことによって次につながるなど発言する意味がある意見がいい意見。穴のある根拠のない意見は「なぜ」に答えられない。「提案」がないのはただの文句。自分の意見を作る過程は成長につながる。意見の正当性は事実によって担保される。事実(出来事2020/03/12
復活!! あくびちゃん!
4
私は「自分の意見」を言えないタイプではないので、この本にある公式を知らなくても自然にこのような考え方をしていた(!!)。ただ、感覚で考えていたのを論理的に知ることができたのは良いのだが、実践でこんなに難しく考えていたら、多分議論についていけないだろう。考え方の方法を知るという観点で読むなら良いが、これを覚える前提で読むと難しく感じ、読むのが嫌になると思います。2020/01/24
ハマチレイ
3
東大生が○○!って本は嫌いだったけど、この本だけは最高だった。自分の意見を持とう!ではなく、こうすると自分の意見を持ってるように「見える」という事が書かれてる。つまり、自分に意見があるかないかは問題ではなく「意見があるように見えてしまう」そんな人間の感覚から話を始めている。とにかく実戦的である。ずっとこういう本を読みたかったんだんだぜ…2023/08/17
こうやん
3
この本に書いてあるテクニックは少し難しく感じられた。もう少し具体例など実践例が記載されているとわかりやすく感じられたと思う。著者のいう意見の言えない人はこの先の時代埋もれるという主張には共感できた。自分も意見に関して考えたことがなくこの本を読んで意見についてそもそも、意見とはなんなのか?良い意見とは何なのか?と考えるいい機会になった。意見とは何なのか?、良い意見とは何なのか?、上手な意見の作り方が知りたい人にはオススメできる1冊。2019/12/31