内容説明
こんな読み方あったんだ!
図式に「あてはめる力」を身につけて、理解できる文章の範囲を飛躍的に広げよう!
①すべての文章に効く読み方がわかる!
→「〇×△」をつけるだけで正確に読み取ることができる!
②論説文の読み方が具体的にわかる!
→「二元論」を身につければ一発解決!
③物語文の読み方がわかる!
→物語文のパターンは「成長」「ビンボー」「愛」「二元論」「お金」「ラブラブ」の6つ!
開塾以来、25年間結果を出しつづける国語専門塾の塾長が大公開!
学校でも塾でも教えてくれない、秘伝の読み方が身につく1冊です。
国語はもちろん、すべての教科の底上げに効果抜群!
中学入試はもちろん、高校入試、大学入試にも使えるメソッド満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katsubek
25
内容は理解しやすいが、ほぼ実践済みの方法であった。とは言え、自分の方法論のおさらいにもなった。わかりやすく説明をしているから、読んで損はしないはず。読むのが苦手とまでは言わないが、いつも的外れな読みになってしまうという人にはお手本になりそうだ。2020/03/21
なま
10
★4.2 AI等の普及で一層代替出来ない「読解力」が求められる現代社会で身につける方法論が語られる。受験問題に特化している為「物語文」に関してだけは、思考が限定的で解釈の幅も狭くなってしまうため参考程度におさめると良しかも。ただ「論説文」「説明文」に関してはベン図や○×△を利用し、自覚的に理解しやすく因果関係や指示語、著者が考えたパターンに当てはめ思考しやすい。パターン化に関しては、それすら疑う「批判の目」についても助言が有る所に誠意がある。文章を正確に読む方法として、簡単に取り組めそうなのも魅力。2023/11/05
黒頭巾ちゃん
9
▼受験用だが、オトナにも通用▼2対の二元論(金持ち←→貧乏、理性←→感情等)▼愛、成長→小説▼偏差値の高い子供が、物語問題に弱い。偏差値の高い学校は物語を理解する感性のある子が欲しい▼感性のある人が、AIがこなせない仕事を将来こなして行けるだろう。生き残るだろう2022/11/27
伊室茨
6
受験や資格試験で使える読解力を分かりやすく説明してくれている貴重な1冊。5年前の出版なので内容も古くなっているのでは?と思ったがそんなことはなく、むしろ今もなお使える普遍的内容だった。二元論など評論文なのか説明文か、それとも物語文かで使えるテクニックが盛り込まれているので、こうして読むと国語の正答率も上がりそう。もう30年近くは実践しているだろうから、もし気になるのなら一読の価値ありです。2024/04/17
じょにー
6
大手塾の長すぎる長文問題によって速く読む癖がついて読解力に悪影響を与えるというのは興味深い。新井紀子さんのRSTのイメージ固定問題は東大生でも正答率が低かったらしいが、それが原因なのかもしれない。速読することで問題文全体を読むことができてある程度は文脈を把握できるが、細かいニュアンスの違いがわからないという短所は放置されてしまう。遅くても正確に読む訓練が必要なんだな。2019/12/17