内容説明
美しいメロディを奏でる「論理」と「数理」とは? フランス音楽界で絶賛された作曲家・演奏家が語る「作曲のロジックとテクニック」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
37
全く酷い本だ。「科学」という言葉と、講談社ブルーバックスを信じて手にした自分がバカだった。内容は、楽理の本の1ページ目のような当たり前のことを、さも大げさに説明するだけだし、楽器の紹介も、極めてお座なり。私は、音楽(特に楽理)は数学だと思っているから、このタイトルに期待したが、この本のどこに「科学」があるというのか。ショパンのことを「あえてテクニックをひけらかすような難解な曲を書いて」などと言う著者を、私は信じない。ブルーバックスは好きなシリーズだけど、この本は酷い。心の底から怒っている。2019/11/20
Fondsaule
22
★★★☆☆ デュボワ先生が、基礎の基礎から、協会旋法のイオニア旋法、ドリア旋法、フリギア旋法、リディア旋法、ミクソリディリア旋法、エオリア旋法、ロクリア旋法 まで教えてくれる。2022/05/27
み
15
音楽やってる身からすると、楽典も基本小学生あたりでほぼ覚えてしまったので、真新しい知識はそんなに入ってこなかった。初学者向けだと思う。2022/10/09
MASA123
11
この本は、参考音源が特設サイトから聞くことができる。CD付きだとこの値段(税別1000円)では販売できなかったと思う。まあ、便利な時代になったものだ。 作曲の科学、というほど理系理論的な内容ではなくて、前半2章は、「楽典」の入門書のようで、トニック、ドミナント、サブドミナントの解説とか、わかりやすかった。 後半2章が、作曲手順のような内容で「あなたも、○○時間でギターが弾ける」的な感じだった。最終に、模範事例的な曲が用意されていて、特設サイトから聞いてみたが、なんだか凡庸な感じだったけど? 2024/01/09
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
11
「作曲とは数学である」。作曲のロジックを横軸=足し算(楽譜・音階)+縦軸=掛け算(ハーモニー)で構成されていると説明する。その後、マリンバ演奏者である著者が出会った楽器にまつわる話で「語彙」を増やし、実際本著書き下ろしの3曲を基にテクニックを紹介していく、まさに作曲入門にうってつけの本。「音楽はまず第1に楽しむもの、だからこそ音楽」という言葉はすごく印象に残った。作曲を始めて3ヶ月目だが、まず自分が楽しんで音楽に触れること、そしてそこからステップアップして作曲の世界に入る。その扉を後押ししてくれる一冊。2023/03/17
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