内容説明
地球外生命は存在するのか?
それは極限環境微生物か、無機質な知性体か──
「エイリアン」は、もはやSFではない!
天文学、宇宙物理学、生化学、遺伝学、神経科学、心理学などの各分野を代表する20人の科学者や著作家が、地球外生命の定義、存在するための条件と可能性、その姿などを具体的、現実的に検討する。
地球上の生命の起源や、太陽系内外の星々の生命居住可能性(ハビタビリティ)を探り、最先端の探査方法を紹介。
極限環境に棲む微生物から、人類を超越する無機質な知性体にまで考えをめぐらせ、SF小説や映画も切り口として多角的な視点で地球外生命をとらえる。
『生命、エネルギー、進化』のニック・レーンをはじめ、王立協会マイケル・ファラデー賞受賞者6名を含む20名が寄稿!
科学の進歩に驚き、固定観念をくつがえされるポピュラーサイエンス読み物。
「生命とは何か」という根源的な問いにも通じる注目のトピック!
目次
はじめに――みんなどこにいるんだ?(ジム・アル=カリーリ)
第1章 われわれとエイリアン――ポストヒューマンはこの銀河全体に広まるのか?(マーティン・リース)
【第Ⅰ部 接近遭遇】
第2章 招かれ(ざ)る訪問者――エイリアンが地球を訪れるとしたらなぜか(ルイス・ダートネル)
第3章 空飛ぶ円盤――目撃と陰謀論をおおまかにたどる(ダラス・キャンベル)
第4章 地球上のエイリアン――タコの知性からエイリアンの意識について何を知りうるか(アニル・セス)
第5章 誘拐――地球外生命との接近遭遇の心理学(クリス・フレンチ)
【第Ⅱ部 どこで地球外生命を探したらいいか】
第6章 ホーム・スウィート・ホーム――惑星をハビタブルなものにする条件は?(クリス・マッケイ)
第7章 隣家の人――火星の生命を探る(モニカ・グレイディ)
第8章 もっと遠く――巨大ガス惑星の衛星は生命を育めるか?(ルイーザ・プレストン)
第9章 怪物、獲物、友だち――SF小説のエイリアン(イアン・スチュアート)
【第Ⅲ部 われわれの知る生命】
第10章 ランダムさと複雑さ――生命の化学反応(アンドレア・セラ)
第11章 深海熱水孔の電気的な起源――生命は地球でどのように生まれたか(ニック・レーン)
第12章 量子の飛躍――量子力学が(地球外)生命の秘密を握っているのか?(ジョンジョー・マクファデン)
第13章 宇宙の必然――生命の発生はどのぐらい容易なのか?(ポール・C・W・デイヴィス)
第14章 宇宙のなかの孤独――異星文明はありそうにない(マシュー・コッブ)
【第Ⅳ部 エイリアンを探す】
第15章 それは銀幕の向こうからやってきた!――映画に見るエイリアン(アダム・ラザフォード)
第16章 われわれは何を探しているのか?――地球外生命探査のあらまし(ナタリー・A・キャブロール)
第17章 宇宙にだれかいるのか?――テクノロジーと、ドレイクの方程式と、地球外生命の探索(サラ・シーガー)
第18章 大気に期待――遠くの世界に生命のしるしを見つける(ジョヴァンナ・ティネッティ)
第19章 次はどうなる?――地球外知的生命探査の未来(セス・ショスタク)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
鱒子
Koichiro Minematsu
羊山羊
月をみるもの
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