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内容説明
僕は、自分の人生をかけて1つの実験をしてみました。「やりたいことを仕事にしたら、本当に幸せになれるのか? だとすれば、やりたいことって、どうやって見つけていけばいいのか?」天職専門のカウンセラーとして15年。いま、僕なりにその答えを見つけました。もしこの本を手に取ったあなたが「自分にとって天職ってなんだろうか?」と悩んでいるのなら、その答えを知る大きなヒントになると思います。今は20代はもちろんのこと、40代、50代でも天職を見つけたいと悩む時代。「自分にとってやりがいのある仕事、天職と思える仕事を見つけたい」そう思うのは当然のこと。今からでも、決して遅いことではありません。不安なままでいいんです。覚悟がなくていいんです。失敗したっていいんです。とりあえず、ほんの少し動いてみませんか? 【目次より】●第1章 なぜ僕たちは天職を見つけたいのか ●第2章 天職ってなんだろう ●第3章 天職の見つけ方 ●第4章 天職に就くための動き方 ●第5章 天職を見つける逆転の発想
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
50
「仕事中、鏡に映った自分の顔は、幸せそうか?」という日々、仕事に追われる我々に問いかけた言葉が刺さります。以下メモ。40代に天職探しが広がっている。自分が天職と適職のどちらを求めているか。ハリーポッターの帽子は進むべき道を示してくれるだけ、選ぶのは自分。足掻いてもがいていないから、次のやりたいことも見つからない。不安でも動き出す人が本当のやりたいことを見つける。どんな服装で働きたいか。天職の報酬はお金でなく深い善の感情。2022/12/10
kou
36
「天職」と「適職」、どっちを選べば人は幸せになれるのだろう?この本には、「天職」を見つける方法が分かり易く書かれていた。自身も、昔、諦めたり挫折して記憶の奧に封印した燻っている想いを思い出すことができた。始めるのに年齢は関係ないし、少しづつでも行動する大切さを、この本は教えてくれた。また読み返したい。2021/01/31
ニャンリッチ
16
何もわからなかった。好きなこと、関心ごと、人生からの問いかけを、手掛かりに、少しずつの行動とともに天職を引き寄せよと。そのヒントは「未完の行為」(やり残したこと)にある、と。好きなこと? 家かカフェで本を読んでるか、居酒屋でグダグダ飲むこと。「未完の行為」? 育休とれなかったとか、受験勉強をおざなりにしたとか。本当に私は、ただ働きたくないという惰性だけしかないんじゃないのか。2020/10/20
オ・パッキャ・マラ夫
15
今まで、フランクルに関わる内容が紹介されている本は何冊か読んできたけれど、本書でようやく身に染みて意味を感じることができました。ベタなことが一周回ってすんなり受け入れることができる内容でした。まず、よく考えてみるんじゃなくて、行動してみる。そして、修正してみる。自分なりにやれることはやってみる。本当は好きなことを自分から否定するのはやめて、年齢的に、狭き門だからと諦めたことに取り掛かってみようと思えました。2021/04/20
haruka
14
フランクル(夜と霧)の「私達は人生に問いかける側ではなく、人生から問いかけられているのだ」の思想に貫かれた一冊。"転職の思考法"がエリートサラリーマンの現代バイブルだとしたら、こちらは世間への目線を一段下げたところにいる普通の人への書。好きなことは自分で決めたわけではなく生まれたとき勝手に備わっていたもの。それを与える存在として人生や神といった言葉が使われていたが、私は、共生体として進化と淘汰を繰り返して今散らばっている遺伝子の調整がそれなのではと思う。適職は選ぶのではなく受け入れる。仕事とは貢献だから。2022/01/25