内容説明
化粧品メーカーの企画部で働く美紅は、長いこと一緒に仕事をしている相棒的存在の同期・穂高のそっけない態度に自分は嫌われていると思っていた。ところがある日、ひょんなことから無愛想だった彼が豹変! 強引に唇を奪った挙句、「文句言わずに、俺に惚れられてろ」と熱愛宣言をするやいなや、容赦なく迫ってくる。築き上げてきた同期関係は崩壊し、彼は“男”として真っすぐに愛をぶつけてきて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チェス
2
王道。楽しめた2023/08/11
千代
2
Kindle。いい…御曹司でも、社長でも、エリートでも、やたら高スペックでもない対等に付き合える同期同士…!仕事に夢を持ち目一杯頑張るキラキラ眩しいヒロインに、理系研究職で意外と人見知りっぽいちょっと無愛想ヒーロー。仕事への夢を熱く語り、化粧品を魔法のアイテム、化粧品に携わる人を魔法使いと呼ぶ美紅のことを笑わずに寄り添い、共に作り上げていく穂高くんがね…ちょっともうツボだったのよ…。強気なようでややコミュ障っぽいところもいいわ。等身大の同期同士…ほんとにいいわ〜。二人のこれからも読みたい。2021/01/10
光野 翳
1
珍しく御曹司でもエリートでもない普通の会社員同期の話。一言でいえば、良かった。ヒロインは夢を実現するために化粧品会社での企画を一生懸命頑張り、ヒーローは彼女の夢を実現させる研究開発職。ヒーローは実はずっと彼女の事想っていて、ヒロインはちょっとコミュ障ぽい感じの彼には壁を感じていて逆に先輩社員に想いを寄せている。でもその不器用なヒーローが気持ちを告白してからはもう、不器用だからこそのストレート、不器用だという自覚があるからこその言動にやられっぱなしだった。久しぶりに再読したいなと思える話だった。2023/01/23