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日本語

  • 著者名:アルク日本語編集部【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • アルク(2019/09発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784757433694

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内容説明

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急拡大する日本語教育の現在と未来がこの1冊で分かる</br></br>アルクの創立50周年を記念して、アルク地球人ムック「日本語」を刊行します。外国人受入れのための法整備が急激に進む中で、日本語教育の世界はどう拡大し、日本語教師の役割はどう変わっていくのか。日本語教師や日本語教師志望者必携の一冊です。</br></br>■第1部:日本語教師が知っておきたい「外国人受け入れ」最新動向</br>最近、都会のコンビニ、居酒屋などで外国の人が働いている姿をよく見かけませんか。また、さまざまな工場、農業・漁業から介護やITといった最先端の現場でも外国人材がどんどん増えています。というより、多くの産業が外国人なしには産業が成り立たなくなっています。第1部では、宿泊・介護・看護・食料品製造・ITなど、日本全国のさまざまな「働く現場」で活躍する外国人の姿を紹介します。</br>少子高齢化に伴い生産年齢人口は急激に減少しており、国もようやく重い腰を上げました。「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」「留学生の就職支援のための法務省告示改正」「特定技能」「日本語教育推進法」など、日本にやってくる外国人を支えるさまざまな法整備についても、徹底的に分かりやすく解説します(法律の名前は長い上に中身はわかりにくいので)。</br></br>■第2部:日本語教育はどう変わる? 動き始めた外国人との共生社会</br>多文化共生社会に向けて動き出した日本社会。その中で、日本語教育の規模は拡大し、日本語教師の役割は今まで以上に重要になっています。第2部では、今、日本語教育の中でどのようなことが動いていて、そこで何が日本語教師に求められているのかを、さまざまな角度から捉えます。日本語教師の皆さんには特に関心の高いところだと思います。今まさに動きつつある日本語教師資格創設の動き、6月に「日本語教育推進法」を成立させた立役者・日本語教育推進議員連盟の馳浩事務局長(衆議院議員)のインタビュー、特定技能で始まった日本語基礎テストや日本で働く際に求められる日本語力、日本語指導を必要としている児童生徒については田中宝紀さん(NPO法人 青少年自立援助センター)の寄稿、多文化共生の共通語「やさしい日本語」については庵功雄さん(一橋大学教授)へのインタビューなど、ホットなテーマ、話題のキーパーソンが続々と登場します。</br></br>■特別対談&座談会&オピニオン</br>さらに、特別対談では、日本語教育学会会長の石井恵理子さん(東京女子大学教授)と外国人定住政策の第一人者の毛受敏浩さん(日本国際交流センター執行理事)ががっぷり四つに組み、外国人受け入れにより広がっていく日本語教育の未来についてディープに語ってもらいました。また、未来を担う若手日本語教師3名には日本語教師としてのキャリアデザインについて熱く語ってもらいました。読めば読むほど元気が出てくる座談会です。他にも、日本語教育のご意見番・田尻英三さん(元龍谷大学教授)の歯に衣着せぬオピニオンなど、あれもこれもと欲張った1冊になりました!</br>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

26
日本に住む外国人総数は2018年12月現在で273万人おり、日本に居住する人の約50人に一人は外国人だと聞くと驚く。この中で外国人労働者に限って言えば146万人で国別では中国とベトナムが多い。約三割は製造業で働く人たちだ。 骨太の方針2019のSociety5.0時代の重要課題として、外国人材の受け入れと環境整備が位置付けられている。現段階で外国籍もしくは日本籍であっても、母語が外国語で日本語の教育が必要な中小学校の生徒も4万人を越える。そんな中、日本語教育を有資格者として、教えられる教師の数は十分でない2019/12/28

このこねこ@年間500冊の乱読家

1
⭐ うん、日本語教師になりたい人だけ読めば良いと思います。 (日本語教師になりたい人にも需要があるかはわかりませんが) 外国人受け入れの最新動向が知れたのは良かったです。 2019/12/24

ena

1
日本語教育が混沌としているのを切実に感じる。日本語教育だけではなく、他分野の方の意見も読むことができてワクワク。けれど、個人的には日本語教育はもっと幅広いものだと思うし、この雑誌でももっとはみ出した人(?)を特集する試みがあってもいいのではと思った。読んでいると、現場のニーズとしては何でもまんべんなく対応できる「なんでも家さん」が欲しいんだろうけど、ある程度ならなんとかなるにしても実際には全てまんべんなく知識を深められる人になるのは無理で、日本語教師は特定の専門分野を磨くことも必要なのではないかと思った。2019/09/19

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