内容説明
【内容紹介】
強い、弱い、きれい、汚い……、
すべての存在をあるがままに
命がけで肯定した天才と
その天才を生み育てた「母」の物語
3人の「かあちゃん」が大好きだった 赤塚不二夫のすべて
天才・赤塚不二夫。赤塚は、無防備な幼児だった。
3人の『母』がそれを理解し、補い、支え、天才を育てた。
実母、りよは、十歳の長男(赤塚)を筆頭に4人の子どもを連れ、満州から1人、引き揚げてきた。
漫画と接する機会を与え、漫画家を志した赤塚を応援した。
最初の妻、登茂子は、アシスタントとして、妻として、出世作『おそ松くん』を共に描き、
プロとしての漫画家・赤塚不二夫を育てた。
そして二番目の妻・真知子は、アルコール依存症になり、がんも患うなど、
どん底に落ちた赤塚を世話女房として復活させ、その命をつないだ。
3人の「母」を通して描く、知られざる赤塚不二夫の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
5
妻二人と娘さんの関係が破天荒すぎて驚きますが 赤塚不二夫さんらしいといえばらしいですね。2020/04/23
ゆうぴょん
3
とにかく破天荒!才能はあふれるけれど、人として常識では計り知れない人だったんだなぁと。彼を取り巻く母と妻二人。イマニョウ(現妻)モトニョウ(元妻)が親友とか凄すぎる。人物として魅力があったんだなぁと思うが過ごすぎる2019/11/27
jouta h.
0
よい漫画を書くためには、漫画以外の一流の、音楽、本、芸術に触れなさいと手塚治虫に言われた赤塚不二夫はそれを真摯に受けとめ一流のギャグ漫画家になった 素晴らしい!2020/12/03