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内容説明
運動会のリレーの選手を決めるため、体育の時間にタイムを計ったらクラスで一番遅かった。だから、運動会に出るのがいやになった。学校から帰って犬の散歩をしていたら、町内に住む怖くて有名なおじいちゃんに公園で出会った。おじいちゃんは元陸上の選手で、足が遅いことで落ちこんでいたぼくに、特訓をしてくれることになった。学校から帰ると、毎日おじいちゃんと公園で練習をした。スタートダッシュの仕方や、早く走るコツを教えてもらった。最初はおじいちゃんの言う通りに練習していたけれど、本当に早く走れるようになるか途中で不安になった。リレーのバトンパスが上手くできないとなやんでいた友達も、おじいちゃんにコツを教わったみたいだ。そして、運動会の日、ついに徒競走が始まって……。運動が苦手な子でも、頑張って練習することの大切さを描いた「しゅくだい」シリーズ。かけっこが苦手な子におすすめの一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yukiko Yosuke
21
速く走りたい!という気持ちは誰にでもある(と思う)。足の遅いゆうまはこれまで2年間、運動会の徒競走では走ってこなかった。3年生になって初めて皆の前で走ることになりそうで、運動会を休みたい。まあ確かに50m走のタイムが12秒超えって相当遅いが…。偶然出会った近所でも怖いと有名な「てんぐじいさん」こと永倉のおじいちゃんと知り合いになり、速く走る特訓をするゆうま。友達のまさとも特訓し、迎えた運動会では…。運動会でリレーの選手として走りたかった小2娘に。2023/06/01
gerBera.m
12
二年生の娘に勧められて読みました。いい本でした。早く走れないのは元々の力とあきらめる主人公。怖いおじいちゃんがたおれていたのを助けたことでなかよくなり、かけっこが遅い悩みを打ち明けてそれからおじいちゃんとぼくの練習が始まります。スタートのフォームや走り方、辛くても投げ出さない気持ちなど、とてもこの頃の子の心に響きそうなわかりやすくてためになる本。バトンの渡し方も良かった。運動会に向けて子どもの力になりそうです。 2025/05/11
のほほん
12
ゆうまくんは足がおそいです。今までは徒競走をしないですんでいました。3年生になって体育の時間にタイムをはかり、すごくおそいのがクラスのみんなに知られてしまいました。運動会を休んだらズル休みと思われそうです。でも休みたい。どうしよう~。そこにあらわれたのが近所のおっかないおじいちゃんです。おじいちゃんに言われたとおり練習です。「かけっこ特訓」がんばりました。徒競走の順番をまっている時、ドキドキして息苦しくなったけど、練習と同じように走れたみたいです。いいな、ゆうまくん。私も徒競走きらいだったこと思い出した!2024/11/15
縞子
12
最近ハマっている「しゅくだい」シリーズ。息子とどうなるのか気になって夢中で読んで、またまた最後はうるっときた。私自身は運動が苦手で走るのもすごく遅かったから、ゆうまの気持ちがすごーく分かった。息子にも苦手なことがあっても、ゆうまみたいに諦めないで努力してみてほしいな。2021/12/30
niaomi
10
足の遅いのを気にして運動会を休みたい男の子がてんぐじいさんと自主練して頑張るお話。足の速いお友達もバトンの受け渡しが苦手という不安を抱えていることがわかり、一緒に頑張る。良いお話だった。2019/10/22
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