講談社+α新書<br> がん消滅

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講談社+α新書
がん消滅

  • 著者名:中村祐輔【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2019/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065170571

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内容説明

「がん」はもう怖くない時代に――。超高速で進化するゲノム医療と免疫療法の最前線から、これまで治療できなかったがんを克服する具体的スキームをわかりやすく紹介する。「患者目線のAI医療」の可能性も例示。すべての患者の笑顔を取り戻す「医学革命」のバイブルとなる書。(目次)ネオアンチゲン療法による症例画像プロローグ――「遺伝」と「遺伝子」はどう違う?第一章「プレシジョン医療」時代の幕開け・進化したオーダーメイド医療・21世紀に入り、時間は50万分の一、コストは100万分の一に・酒とタバコに遺伝的な要因が加わると?・肺がんリスクを高める遺伝子・遺伝子異常の数は、がんによってどう違う?・国(エリアや民族)による遺伝子異常の違い第二章 ゲノム解析が進んだ恩恵・血液型も耳垢のタイプも遺伝子で決まっている・原因不明の副作用も「謎」ではない時代に・社会で活用されている「遺伝子診断」 容疑者の特定/遺体の身元確認/出生前診断・効かないホルモン治療薬を飲んでいる?・厚労省の残念な体質・糖尿病予防にも「遺伝子」を利用する時代に第三章「リキッドバイオプシー」の可能性・たったこれだけの血液でがんがわかる・身体にかかる負担が圧倒的に少ない・手術可能な段階での早期がんの発見・再発の診断も超早期に、薬剤を選ぶ目安にも第四章 免疫療法の新たな時代へ・「エビデンスがない」を鵜呑みにするな・「ネオアンチゲン療法」とは・「副作用」にまつわる誤解・がん治療の進歩を阻むもの・がん組織にがんを殺すリンパ球が第五章 私とがんとの闘い・骨折と『白い巨塔』・外科医から「遺伝子」の基礎研究者へ・FBIからのスカウト・母の死・可能性に賭ける医療をエピローグ AI医療の可能性・「AIホスピタル」時代の到来・画像診断・病理診断のサポート・一刻を争う病気のモニタリングシステム・「AIホスピタル」で実現する人に優しい医療

目次

ネオアンチゲン療法による症例画像
プロローグ――「遺伝」と「遺伝子」はどう違う?
第一章「プレシジョン医療」時代の幕開け
・進化したオーダーメイド医療
・21世紀に入り、時間は50万分の一、コストは100万分の一に
・酒とタバコに遺伝的な要因が加わると?
・肺がんリスクを高める遺伝子
・遺伝子異常の数は、がんによってどう違う?
・国(エリアや民族)による遺伝子異常の違い
第二章 ゲノム解析が進んだ恩恵
・血液型も耳垢のタイプも遺伝子で決まっている
・原因不明の副作用も「謎」ではない時代に
・社会で活用されている「遺伝子診断」
容疑者の特定/遺体の身元確認/出生前診断
・効かないホルモン治療薬を飲んでいる?
・厚労省の残念な体質
・糖尿病予防にも「遺伝子」を利用する時代に
第三章「リキッドバイオプシー」の可能性
・たったこれだけの血液でがんがわかる
・身体にかかる負担が圧倒的に少ない
・手術可能な段階での早期がんの発見
・再発の診断も超早期に、薬剤を選ぶ目安にも
第四章 免疫療法の新たな時代へ
・「エビデンスがない」を鵜呑みにするな
・「ネオアンチゲン療法」とは
・「副作用」にまつわる誤解
・がん治療の進歩を阻むもの
・がん組織にがんを殺すリンパ球が
第五章 私とがんとの闘い
・骨折と『白い巨塔』
・外科医から「遺伝子」の基礎研究者へ
・FBIからのスカウト
・母の死
・可能性に賭ける医療を
エピローグ AI医療の可能性
・「AIホスピタル」時代の到来
・画像診断・病理診断のサポート
・一刻を争う病気のモニタリングシステム
・「AIホスピタル」で実現する人に優しい医療

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

奈良 楓

10
【良かった】・ 医薬系の会社に投資しているため読みました。 ・ 遺伝子検査の可能性。効かない薬を飲み続けるリスクを減らせる、というのが一番の気づきでした。 ・リキッドバイオプシーの可能性。人間ドックのめんどくささから解放される可能性を秘めてそうです。 ・ 日本の新しいことに対する鈍重さがこのがん関係でも。免疫療法などへのアレルギー的反反応。 ・ 個人の感想ですが、リキッドバイオプシーなどは、既存の医療機器業界などレガシー勢につぶされそう?2020/01/24

UFO_TypeR

1
プレシジョンメディスン、個別化医療を推進する中村医師による、近年のリキッドバイオプシー、AIを使った医療に関する概説。画一的な方法では治療が難しいがんの医療において、遺伝子を調べて薬の効果を事前に把握したり、リキッドバイオプシーでがんの早期発見を行う取り組みが増えできている。患者や病気になる前の人にかける負担を可能な限り小さくしながら、データを取る方法が必須になるだろう。2019/11/14

K T

0
オーダーメイド療法という言葉を提唱した方による本2019/12/28

ビービーエー

0
近い将来、がん治療もこうなる日が来るのだと思う。

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