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内容説明
「ひふみ投信」で有名なファンドマネジャーが説く、「これからの考え方・生き方」を説いた1冊。未来に向けて「見える資産」「見えない資産」を貯めていき、市場価値を高めるにはどうすればいいのか。リスクをとって「未来からのお返し」を得る思考と習慣のすべて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
95
まあまあよかった。ひふみ投信で知られる投資家による、投資家的な生き方を勧める一冊。終盤部分にNISAとかidecoなどの説明もあるけれど、具体的な投資のハウツーが書かれているわけではなく、考え方、お金との付き合い方などをまとめた自己啓発本という位置づけ。わかりやすい例え話を適度にはさみながら、大変わかりやすく書かれていて、サラッと読み切れた。2021/11/29
ぴえろ
52
「投資家みたいに生きる」投資と言ってもお金の投資はエピローグに投資信託の話が少々。投資とはエネルギーを投入して未来からお返しを得ること。エネルギー=主体性×時間×お金×決断×運。理解したつもりでも実行出来ない「思考のバイアス」もある。バイアスを取り除き思考に基づいた習慣を身に付ける。三日坊主上等(脱サンクコスト)は未来志向で「今」を判断基準にすること。より良い人生のために必要な資産を身に付ける。分かりやすかった。理解のあとは実践あるのみ、ですね。2020/05/30
mazda
49
見えない資産を増やそう、という項目がありましたが、私もこの点が重要だと思いました。スキル、幅広い人間関係、健康な体といった、パッと見えないところが重要だということです。以前読んだ「LifeShift」にも、よい人生の構成要素として「愛、健康、友人」をあげる人が多いという話があり、これらを活力資産と呼ぶそうです。まさに人生に活力を与えてくれるものです。大人になってから友人ができるかどうかは、その人の人生の幅を大きく変えることでしょう。私自身も、意識して会社以外人と友達になれるように動いていきたいと思います。2023/12/19
速読おやじ
48
投資とは今エネルギーを投入して未来からお返しをもらうことだと云う。本田静六の言葉は重いが、要は利他的に生きて、日々成長せよという事か。二次情報ではなく、例えば自ら家電屋やコンビニに足を運ぶ、新しいアプリがあったらインストールするというのもきっかけになりそう。会社の名刺以外に自分をアピールする名刺を作ってみてもいいかも。1万時間の法則&パレート最適で、80%の完成度のスキルを5つ身に付けようという考えも面白かった。人に感謝しよう、褒めよう。未来からのお返しといのは寄付もそう。Pay it forwardだ。2020/12/18
とよぽん
40
藤野英人さんの新著で、先行き不透明で不安だらけの現代をどのように生き抜くかということを説いている。20代~50代の現役世代ばかりでなく、60代以上の人にも生きる元気を与える良書だ。付箋がもどかしく、メモを取りながらの読書になった。投資というのは何かにお金を提供する狭義の投資ではない。藤野さんが説くのは自分の人生の投資、世の中への投資である。そのために必要な「投資家の思考」と「投資家の習慣」に分けて具体的に指南する。投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為! 2020/03/18