エイアンドエフ<br> 山の神々 伝承と神話の道をたどる

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エイアンドエフ
山の神々 伝承と神話の道をたどる

  • 著者名:坂本大三郎
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • エイアンドエフ(2019/09発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909355126

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内容説明

「ここには日本の山について知らないことがいっぱい書かれていた。人間が山とどのように向き合ってきたか、その古層が見えた」――角幡唯介(探検家・作家)古来、日本人は自然物や自然現象のなかに現し世ならざる「何か」を感じ取り、それを神として崇め、多様な儀礼をおこなってきた。日本人の根幹を成してきた山岳信仰の源流を読み解く。【本文より】神のことを語る物語は神話と呼ばれ、集団の移動によって移動し、各地に拡散していきました。時代が下り宗教の力が弱まっていくと神話は民話や昔話に姿を変えました。そのような物語たちは時代によって改竄され、姿を大きく変え、一見、意味がわからなくなってしまったものも少なくありません。しかし、各地の物語を比較することによって「前代の人生観」を炙りだしてみることはできるのではないかと僕は思います。【著者】1975年生まれ。山伏、イラストレーター、文筆家、芸術家。千葉県出身、山形県在住。芸術家として「山形ビエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭2016」「リボーンアート・フェスティバル2019」などに参加。著書には『山伏と僕』(リトルモア)、『山伏ノート』(技術評論社)などがある。※本書は、2019年9月2日~2022年9月15日までCLAPより配信していた『山の神々 伝承と神話の道をたどる』と同一の内容です。重複購入にご注意ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

7
日本の山々に残る山岳信仰をベースとして日本人が古来より自然とどう向き合ってきたのかがよくわかります。2019/08/31

h t

1
各地の山の信仰2020/03/20

natsumi

1
山伏の視点、俗の視点が絶妙なバランスで書かれていて良い本でした。山岳信仰やそこにまつわる伝承は、異文化間共通の神話とか集合的無意識に興味がある人にとって、すごく面白いと思う。行ってみたい山ばかり。2020/02/12

かーんたや

1
この視点で意識的に登山したことなかったが確かに好きな山は神性感じるし景観や植物だけのってる自然科学的登山ガイドだけを頼りにするより山行が奥深くなること請け合い。自然を自然科学的に切り取るようになったのは日本では20世紀以降のことで昔は常に民俗と一体だったのだろう。行ってみたい山ができた2019/10/05

saba

0
転職組現職山伏のかたによる著作。色んな山が紹介されていて楽しいのだけれど、その分一章が短いのが残念。。2022/11/25

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