ワニブックスPLUS新書<br> 面白いとは何か? 面白く生きるには?

個数:1
紙書籍版価格
¥913
  • 電子書籍
  • Reader

ワニブックスPLUS新書
面白いとは何か? 面白く生きるには?

  • 著者名:森博嗣【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • ワニブックス(2019/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847066252

ファイル: /

内容説明

人気作家が「面白さ」のメカニズムを考察。
仕事で面白いアイディアが必要な人、人生を面白くしたいすべての人に役立つヒント。


(内容紹介)
本書では、「面白さ」が何なのか、どうやって生まれるのか、というメカニズムを考察し、それを作り出そうとしている人たちのヒントになることを目的として、大事なことや、そちらへ行かないようにという注意点を述べようと思う。
同時に、「面白さ」を知ること、生み出すことが、すなわち「生きる」ことの価値だという観点から、「面白い人生」についても、できるだけヒントになるような知見を、後半で言及したい。
――「はじめに」より


(構成)
第一章 「面白い」にもいろいろある
第二章 「可笑しい」という「面白さ」
第三章 「興味深い」という「面白さ」
第四章 「面白い」について答える
第五章 「生きる」ことは、「面白い」のか?
第六章 「面白さ」は社会に満ちているのか?
第七章 「面白く」生きるにはどうすれば良いか?
第八章 「面白さ」さえあれば孤独でも良い
第九章 「面白さ」の条件とは


(プロフィール)
森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家。工学博士。
某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第一回メフィスト賞を受賞し、作家としてデビュー。
以後、次々と作品を発表し人気作家として不動の地位を築く。現在までに300冊以上の著書が出版されている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

254
森 博嗣は、新作中心に読んでいる作家です。理系の著者が『面白さ』を真面目に考察するエッセイでした。本書自身は、面白くありませんが、『面白さ』について良く解りました。(ブラタモリ風)一番面白いのは、著者およびあとがき(おわりに)です(笑)2019/12/22

やすらぎ

205
面白くないことを人は続けられない。面白さとは何かを改めて思考する本書。悲しみの一部には共通性があるが、共感や新しさ、意外性などから生み出される面白みは意図することが難しい。既にあるものから探し出すのではなく作り出すもの。相対的な価値を重視すれば埋没するもの。人は健康でなければ楽しみは萎んでしまう。心に余裕がなければ楽しむことも、例えば読書もできなくなる。社会に流されていく、思考が浅くなっていくと感じるとき、刺激を求めるように森博嗣さんの本に手を伸ばす。ここに今抱く感想を残すことも面白さからくる行動である。2024/07/29

ゼロ

126
人気小説家が「面白さ」のメカニズムを考察する一冊。まず、「面白さ」の定義付けをし、次に著者のQ&Aがあり、そして「面白さ」を他者に依存していてはダメだとなり、最後は「面白さ」を追求しすぎた結果、ネットのアウトプットは崩壊していくと論じられていく。今、あなたが「面白さ」を感じてないのなら、「夢」や「希望」を見ているのではなく、「設計図」を描き、「計画」と「作業」をしろと締めているのはシニカルな事実である。帯の「つまらないなんてありえない。」は、その通りだ。他人から与えられ続けるなんて、そんなことはないのだ。2019/11/03

鱒子

81
図書館本。まず「面白い」という言葉の持つ意味の解説から始まり、それからどういう面白さが人生にとって本物なのか、インプットとアウトプットを絡めて展開していきます。本書以外の森さんの主張とブレる事のない内容で「孤独」についても言及されています。わたしが一番「面白かった」のは、森さんの人となりがよく分かるQ &Aコーナーでした。やっぱり森博嗣さんという人は「面白い」。2020/01/06

レモングラス

77
自分にとって一番楽しいことは人に伝えられないもの。人に伝えるほど陳腐になり、誤解される。結果として、その素晴らしさが損なわれて認識されてしまう。これまで人生の楽しさを語ってきてもベスト3は書いてないとのこと。森さんのようなすごい人生ではないし、ごくごく普通の人生だけれどそうそうと思う。と思えば、みんなそれぞれすごいしあわせを持っているんだよねと思うとなんだか嬉しい。辛い時こそ面白さを探せとある。「面白さ」は最初は小さい。育てることで大きくなる。大事にして磨きをかけることがこれまた「面白い」。2020/12/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14090227
  • ご注意事項

最近チェックした商品