ぱくりぱくられし

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ぱくりぱくられし

  • 著者名:木皿泉【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 紀伊國屋書店(2019/09発売)
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  • ISBN:9784314011686
  • NDC分類:914.6

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内容説明

木皿さんの作品は、言葉が生きて泳いでいる感じ。
新しい感覚の出会いが私の宝物です。
仲 里依紗(女優)

「木皿ドラマ」の台詞の数々はどのように生まれたのか―― 伝説のドラマ「すいか」に通じる幻のデビュー作「け・へら・へら」シナリオも収録。
「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」「Q10」「富士ファミリー」『昨夜のカレー、明日のパン』『さざなみのよる』『カゲロボ』……木皿泉の最新エッセイ集。

読み返してみると、脚本家としての、あるいは小説家としての木皿泉の源泉はここにあるのだなぁと改めて思う。我々の作風もまた、節操がない分、偏見もなく、何もかも詰め込んだ、ごった煮のようなものだからだ。こうあらねばならない、というのは私たちにはない。それは人は日々変わってゆくものだと思っているからだ。       
「思いのほか長くなってしまったあとがき」より

目次

1 ぱくりぱくられし
ドラえもんの道具
ネタ消費
生きているという手応え
家族の二重性
人魚姫
男の美意識
競争をやめてみる
つくるということ
科学信仰と捏造
マイジャー
お墓に入ったつもりで書く
たまたま
何も持ってないという自覚
私の問題など何ものでもない
捨ててこそ
恋愛と消費
私だけの部屋
まだこの世にないもの
物語は違和感から生まれる
寅さんのアリア
待つこと待たれること
生きる力を与えてくれるもの
日記の人、手紙の人
ぱくりぱくられ

2 嘘のない青い空
お義母さんのダイヤモンド
花は散らねば
日常と非日常の不思議
よく食べる子供だったら
メモ用紙になった封筒
生きているという実感
五月病
恨みや嫉妬は小さく折りたたむ
掌の葉っぱ
最低の気持ちから生まれてくるもの
からっぽの箱
世間体との戦い
水先案内船
女を降りる
糧を得る
感謝を伝える
セミの声
私のことは忘れて下さい
私は私になっていった
生きている実感のない人
硬い殻をやぶってみれば
分け合った饅頭
パチンコにはまっていた頃
非日常の空間
光るドクロ
「みなさんさようなら」

ラジオドラマ「け・へら・へら」シナリオ 作・妻鹿年季子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

180
 弥生犬と縄文猫と言う呼び名での対談?会話が面白い。このご夫婦のスタンスが好いなぁ。いろんな事を積み重ね、尚且つ現在進行形で【木皿泉】を構成しているのだと感じた。『噓のない青い空』では心に響く言葉が沢山あった。ギクッとする自分にハッとさせられた。縄文猫のストレートな気持を弥生犬がふんわり柔らかく包んでいる。そんなご夫婦なのかなって勝手に想像した。『自分のこととして受けとめ生き始めた時、人生は始まるのではないだろうか』これは名言だと思う。それぞれの人生に『なんてことないレシート1枚』がきっとあるよね。2019/09/01

nico🐬波待ち中

117
夫婦の共同脚本家・木皿泉のエッセイ。夫婦共同ってやりにくくないのかな、と思っていたけれど、各々きちんと役割分担ができていて適度な距離感もある。二人のテンポの良い会話は読んでいてとても心地好い。『あとがき』も印象的。「今、苦しい思いをしているあなたへ。それは永遠には続かないから大丈夫。人はきっと変わることができるはず」木皿作品の中で一番好きな作品『すいか』の名ゼリフ「居てよしッ!」は、木皿さんの包容力から生まれたセリフなのだ、と改めて納得。ここにこのまま居ていい、と力強く言われた私も、安心して生きてゆこう。2019/10/13

修一郎

104
ぱくりぱくられしってタイトルはパロディだと思ったら,なんとそのまんまワタシパクられたことありますよエッセイでありました。弥生犬さんと縄文猫さんの掛け合いはまるでラジオのゆるゆる漫才を聴いているみたい,さすが脚本家さんです。木皿さんのドラマは実は「昨夜のカレー明日のパン/富士ファミリー」からでそんなに見ていないのです。セリフがが素敵に違いないのでもっと見ておけばよかった。再放送されたときに見ます。ちなみに小説は全部読んでます…全部好きです。2019/09/06

よつば🍀

73
夫婦脚本家ユニット、木皿泉さんのエッセイ集。前半は弥生犬(夫の和泉務さん)と縄文猫(妻の妻鹿年季子さん)の対談形式。中盤以降はエッセイ26本とラジオドラマ1本が収録。ラジオドラマの脚本『ぼくのスカート』がパクられて裁判を起こした妻鹿さん。一生懸命考えて文字にした物をパクられた挙句、相手が偶然だと言い張るなんてやり切れない。パクる人に良心はないのだろうか?ちょっと毒があるけれど正直で真っ直ぐな妻鹿さんの人間味のある言葉の数々は胸に響いた。ガハハと笑うタイプのエッセイではないけれど、前向きになれるエッセイ集。2019/08/20

ダミアン4号

67
木皿泉ご夫妻のエッセイ!ご夫婦で執筆されているという事はなんとなく知ってはいたのですが…ご主人(弥生犬/和泉務)さんは大変なご病気をされていたんですね…ドラマの脚本を始め様々な物語をお書きになり…要介護者と介護者(縄文猫/妻鹿年季子)…決して湿っぽくならないご夫妻の様子からなんとなく映画“最強の二人”を連想。物語の中でハッとする台詞…苦しくても下を向かないお二人だから生み出される“真実の言葉”なんでしょう…生きれいれば嬉しいことも悲しいことも波のように繰り返しやってくる。でも、それらは、自分のせいではない2019/11/14

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