空飛ぶくじら部

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空飛ぶくじら部

  • 著者名:石川宏千花
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2019/09発売)
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  • ISBN:9784569788869

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内容説明

遠巻中学校の2年生男女、鰐淵頼子と犬走凪人。二人は幼稚園時代からの幼なじみで、仲がいいわけでも悪いわけでもない。二人は、幼い頃から、不定期になぞの空飛ぶくじらに吸い上げられ、どことも知れない世界へと連れていかれる。空飛ぶくじらがやってくると、おかしなことに、二人の周りの人やモノの動きがピタリと止まって動かなくなる。別世界から元の世界に戻った時も、時間はまったく経過していない。空飛ぶくじらに吸い上げられ、別世界に降ろされたあとは、空飛ぶくじらが迎えに来るまで、ひたすらそこで生きていかねばならない。二人はこの一連の流れを、「空飛ぶくじらの優雅な遊び」と言い、部活動になぞらえて「空飛ぶくじら部」と呼ぶ。「活動日誌」6話――「爆撃機」「ゾンビ」「弱肉強食」「ヤンキー」「ムラ」「鬼」――から成る、世にも奇妙でふしぎな冒険ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

79
タイムスリップの手段(ただし巻き込まれ)としては、思い切り意外なパターン。いきなり話が始まるけど、飄々としてそよ風のような物語。いつものあれか、みたいに、二人が全然不思議そうにしていないのがこれもパターン外しのよう。でもちょっと危ない目にもあうのは、タイムスリップものの定番。空飛ぶくじらが何なのか、まったく説明がないのが、かえって効果を盛り上げている感じ。最初の2編が印象に残る。中学生のころにこんなことがあったら、きっと楽しんでいただろうなあ。頼子と凪人とで自然に「部活動」になってしまうのが微笑ましい。2021/08/17

☆よいこ

57
中学生向きSF。中2の鰐淵頼子(わにぶちよりこ)と犬走凪人(いぬばしりなぎと)は幼馴染。二人は幼稚園時代から秘密の関係があった。空飛ぶくじらが現れ、二人以外の時間を止めて、二人を現代から様々な時代にタイムスリップさせるのだった。そこは戦時中だったり、恐竜時代だったり昭和だったり…二人はそれを《空飛ぶくじらの優雅な遊び》と呼ぶ。[爆撃機]戦時中、空飛ぶくじらの小説[ゾンビ]口裂け女[弱肉強食]恐竜[ヤンキー]赤い髪の少女[ムラ]占い師[鬼]ライアン▽二人が達観している様子で、トンデモ設定の割に落ち着いてる。2019/10/24

杏子

19
この話を部活小説の類にいれていいものか迷うけど。部活って言ってるもんね!ある日、突然、空飛ぶくじらが迎えに来て、吸い込まれたかと思ったら? 幼馴染みの二人を全く別の時代に連れていく。いつまで続くのかも?何の意味があるのかもわからないけど。不思議で、でも肩の力抜いて読める作品だった。2019/09/15

☆初音☆

18
サクッと読了。時間がとまると、空を飛ぶ大きなくじらが迎えにきて、頼子と凪人を現在ではないところへタイムスリップ。何日過ごすかはくじらのお迎え次第。赤い髪の本田鈴子さんすごいなぁ。旅はまだ終わらない。不定期な旅はいつまで続くのだろう?2021/02/12

アルカリオン

11
主人公は中2の二人、「頼子」と「犬走君」。一人称でも三人称でもない独特の文体。視点はほぼ、頼子の一人称だが「わたし」等の言葉は使われておらず、「頼子は○○した」のような文であり、形式的には三人称。まれに主語の省略や、地の文のモノローグ(例 p19 「犬走君もこれには同意してくれている。」)により、一人称スタイルになる。2021/08/22

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