内容説明
本書は、総計150万部のベストセラーとなった「生きがい論」シリーズの10年間にわたる研究の科学的到達点である。人間にとって「生きがい」を持ちやすい人生観とは「自分は、人生展開を支配する様々な宇宙法則のもとで生きており、人生で生じるあらゆる出来事には、必ず深い意味や理由がある」とする思考法である。しかし「科学教」に冒されている現代人は、それに科学的根拠はないと疑念を抱く。その疑念に対して、著者が提唱する「科学的スピリチュアル・ケア」は、自分自身で「心の免疫力」を高めていける思考法で、「死後生仮説」「生まれ変わり仮説」「ライフレッスン仮説」「ソウルメイト仮説」「因果関係仮説」の五つの仮説に支えられており、ケアの有効性については第四章で検証されている。「生きがい論」を「社会科学」として探求してきた経営学者である著者渾身の一作。超満員となった「京都大学百周年記念ホール」での伝説的講義を完全収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vip2000
6
仕事で接客業をしています。老若男女様々な人と日々巡り会います。会話をしていると、しばしば「いきがい」を問われた時、自身に軸が無いとありきたりな回答で終わってしまうので、こうした人間観・哲学・宇宙観に関する質問について、自身の骨子を求めてこの本を読みました。(引用)自分の意志で自らに最適な思考法を創造すべきだと気づくことこそが、真の悟りをひらき、永遠の幸福にたどりつくための、唯一の方法なのだ(引用終了)2019/12/12
Shiny Vbc
0
シリーズその3です。目に見えない世界を、目に見える世界しか信じない人にも納得できるように書かれています。
豪力春太
0
飯田史彦氏がスピリチュアルケアについて語ってくれます。2008/07/21
サミー
0
1.2と比べると固い内容だった。体験談や事例をもっと読みたい。 2022/02/18
