SB新書<br> 麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

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SB新書
麹町中学校の型破り校長 非常識な教え

  • 著者名:工藤勇一【著】
  • 価格 ¥913(本体¥830)
  • SBクリエイティブ(2019/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815601317

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内容説明

東京のど真ん中に「学校の常識」をひっくり返している公立中学校長がいます。
宿題は必要ない。固定担任制も廃止。中間・期末テストも廃止。
多くの全国の中学校で行われていることを問い直し、本当に次世代を担う子どもたちにとって必要な学校の形を追求しているのが、
千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長です。

大人が手を掛けすぎて、何でも他人のせいにする…。
そんな今の教育に反し、改革を断行し、話題を呼んでいます。
一部始終を表した『学校の「当たり前」をやめた。』はベストセラーに、朝日新聞、NHKなどメディア出演も昨年後半から急増。
文部科学省など視察は後を絶たない。
現役ビジネスマンであっても関心の高い、日本の教育問題。
それを根底から変える、稀代の教育者が初めて親向けに子育て論を出版!

「子どものために」が自立をはばむ――。
名門と呼ばれる麹町中学に赴任するやいなや、課題を200も挙げ、次々と改革に着手されていった工藤校長。その視点には、教育界にどっぷりつかった者や親が思考停止してしまっていて、気づかない「気づき」が多くあるのではないでしょうか。たとえば、宿題をとにかくやらせる、運動会で結束をうたって組体操をさせる…などなど、大義名分の名のもとに慣習を変えられない教育関係者は大勢いるはずです。
そこで本書は、「その教え方は本当に正しいのですか?」と投げかけることで、多くの親の教育への思考をクリアにできるのではないか、と企画いたしました。「子どものため」を思いながら、逆に自律を妨げてしまっている規制やルールや思い込み。そこから自由になることで、真に現代に合った子育てを標榜する、そのための1冊をめざします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

62
「個」と「集」、当たり前の安心と不安。問うべきは、物事の本質。手段と目的の明確化。生涯教育を念頭にした好奇心と興味の育み也。ヒトの不完全性を受容して、真摯に向き合う。故に最大の壁は、”理想の線”。心の”偽善”は、時代の変化に伴う仕組みと、大人の変化の必要性と解釈。但し、言うは易く行うは難し。初期段階の学校と家庭、両者の疑心暗鬼と試行錯誤の苦悩が、頭に浮かぶかのようだ。言うまでもなく、その継続も同様。当時の当事者の方々の心境も伺ってみたいものだ。子や親の鏡!ドキリとする言葉だ。2022/06/12

ムーミン

59
学校づくりの具体的な手立てのヒントと勇気をもらいました。当事者意識をもって自立的な子どもたちを育てる大人に自分自身が、そして本校の職員、保護者、地域の方々がなるためのチャレンジをしようと思います。2019/12/27

たか

29
非常にわかりやすくまとまっていて参考になった。麹町中学校の取り組みのひとつひとつにちゃんとした理由があってそれがわかりやすく説明されていた。読んでよかった。いろいろと取り入れていきたい。2019/10/01

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

20
テレ東の番組で麹町中の事が取り上げられて気になっていた。公立の学校でよくここまで改革できるものだと心底驚ろいた。2019/11/15

ta_chanko

19
学びの本質や上位概念を常に意識して、手段が目的にならないように注意する。すべては子どもの自律のため。宿題は不要。担任制廃止。指示待ちの子どもをつくらず、主体的に考えて行動できるように。対立や関係を固定化する指導・叱責にも注意が必要。むしろ笑い飛ばす。心を変えるのではなく行動を変える。多様性を認める。人のせいにしない。心的安全を確保してチャレンジさせる。2020/03/03

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