講談社文庫<br> 父のようにはなりたくない

個数:1
紙書籍版価格
¥544
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
父のようにはなりたくない

  • 著者名:阿部夏丸【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2019/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062769990

ファイル: /

内容説明

中2の息子が「高校に行かない」と言い出した。その原因が自分にあるなんて……。表題作をはじめ、どこの家にも起こりうる、ささやかだけど重要な「事件」たち。泣き虫の息子と、息子を叱ってばかりの夫。娘が見せた家とは違う顔。息子のヌード雑誌にうろたえる妻。子育ての悩みがほぐれていく、8つの短編集。子育てに正解なんてない。でも、少し見方を変えるだけで前向きになれるとしたら……? 読めば気持ちが軽くなる!(収録作品=泣き虫のままでいい/ずる休みをしようぜ/久しぶりの食卓/みんな頭がついている/引き出しの奥にあるもの/捨てることのできないもの/勝とうとするから意味がある/父のようにはなりたくない)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょん

18
作り話なんだけど…作り話臭が凄まじかった(笑) ところどころの描写から、多分愛知県か東海地方の作者さんだなと思ってたら案の定、自分の住む隣の市の方でそこはとても嬉しかった(笑)2023/03/25

もこもこ

7
思春期の息子が、ぼそっと言ったような本のタイトルに惹かれて読む。真っ直ぐ素直な8つの短編集。10年以上前に単行本発行の本のせいか、ここに出てくる中学生の子どもは、いい子すぎるような気もするが、でも母として、読んでよかった。特に「勝とうとするから意味がある」は一番良かった。夫婦の会話もそうだし、文中の「子どもが現実と闘っているんだから、親だって黙ってうけいれなきゃ」は本当、そうだね。2014/03/09

YUKA

4
息子の中学受験塾の先生に勧められた一冊。 なるほど、受験の問題で出しやすそうな揺れ動く思春期の気持ちと親との関係性が書かれている。 先生は息子に勧めたんだけど、これは思春期の子を持つ親こそ読むべき本かもしれない。 過保護になりすぎず、自立していく子どもを見守ること。リアルタイムな問題だから、自分のこととして共感しながら読んだり反省したりした。 ついつい口を出しすぎるけど、「親の仕事は心配することではなく信じること」という言葉を忘れずに子どもを見守って一緒に成長していきたいな。 2023/07/19

ちびむすび

4
いろんな家族の短編集、親が見ていない子供の姿や、父親、母親の想い。みんなみんな頑張って、試練を乗り越えて成長していく、それぞれの家族を応援したくなった。こうした場面に遭遇したら、どうしたらいいのか、考えさせられる物語でもあった。2018/07/21

ブルーローズ

3
5月27日読了。本来は思春期向けなんでしょうか。でも、大人の視点からそのころを振り返ることができる本。さらっとね。2012/06/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4010327
  • ご注意事項

最近チェックした商品