河出文庫<br> 14歳からの宇宙論

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

河出文庫
14歳からの宇宙論

  • ISBN:9784309417004

ファイル: /

内容説明

アインシュタインの宇宙モデル、ブラックホール、暗黒エネルギー、超弦理論、100兆年後の未来……138億年を一足飛びに知る、宇宙入門の決定版。益田ミリ「138億年の向こうへ」マンガも収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じーにあす

29
宇宙の始まりから終わりまでのお話。宇宙のスケールが凄すぎて、クラクラします。兆、京、垓…10の100乗と言われても、イメージ出来ません…。今まで存在しているだろうとされたブラックホールが直接観測されたり、重力波の観測も成功したりと、アインシュタインの一般相対性理論の正しさが証明される発見が近年相次いでいるとか。宇宙の始まりは超ミクロの状態から物凄いスピードで膨れ上がったとか、宇宙の始まりのその前はどうなっているのかとか、宇宙の最期はほとんど何も無くなるとか…。宇宙、熱いです。宇宙のロマンを感じる一冊です。2019/09/17

12
これは分かりやすい! 宇宙論の本は何冊か読みかけたことはあったが、どうにも分かりにくくて摘まみ食いで終わってしまっていたが、本書は興味を掻き立てられつつ、一気に最後まで。『三体』を読んでいる途中から宇宙背景放射など、知りたいことが出てきたタイミングで新刊で並んでいたので勢いで勝ったけれど、これは大正解。オーソドックスな宇宙論の概要をざっくりと知りたい方には絶対お勧め。「14歳からの」とはあるが、「〇歳までの」ではないからな。ほんと理系は苦手なので、ここくらいが理解の限界かなぁ。2019/08/24

nbhd

11
宇宙についての知識は役に立つか?。何人かの物理学者の本を読んでみたら、だいたいの人は「役には立たない」と素直に答えていた(あるいは「たぶん、100年後くらいに役立つ」とか)。佐藤勝彦さんはこの問いについて「でも、宇宙についての知識は、あなたが一人で長い夜を、あるいは人生の夜を過ごさなければならない時、あなたを助けてくれることがあると、私は信じています」と書いている。この文章だと、「助けてくれる」より「私は信じています」のほうに僕は凄みがある。「信じる」と「宇宙」を比較すると、「信じる」のほうが勝つのよなぁ2021/06/22

JUN

10
非常に分かりやすく、参考になった。子供が読むと、宇宙への関心が高くなるんじゃないかな。2021/04/27

Ise Tsuyoshi

4
インフレーション理論、なんとなくは知ってたけど、子どもに説明しようと思うと不安だったので、手に取ったら大当たり。ビッグバン、相対性理論からマルチバース(宇宙は一つではない)まで、ここまで分かりやすく書いている本は、そうそうないと思う。個人的には、ハッブルの法則にルメートルをつけなくちゃいけなくなったことが驚き。知識のアップデートは大切だなあ。2019/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14138833
  • ご注意事項