中公文庫<br> 戦友たちの祭典

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中公文庫
戦友たちの祭典

  • 著者名:森村誠一【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 中央公論新社(2019/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122067615

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内容説明

太平洋戦争を生き延びてから波瀾万丈の人生を送ってきた山鹿俊作は、九十を過ぎ穏やかな余生を送っていた。ある日、音信の途絶えていたかつての仲間・青柳雅次が訪ねてきた。二人と共に海軍戦闘隊を組んでいた中原友和の曾孫が、何者かに狙われているという。戦争の終末期、中原の身を捨てた敵機への体当たりによって、必死の戦場を生き延びた山鹿と青柳。かつての仲間の遺言に応えるため、修羅の巷へ向かうのだった。我々には、無限の夢を抱えながら逝った戦友たちの分まで、闘い抜く義務がある! 〈解説〉折笠由美子


【目次より】

永遠の軍神
老骨の闘魂 
行方不明の代走 
三角敵性関係 
共猫 
ミッドウェイの教訓 
余裕ある敗率 
怨族の相伝 
立ち直る未来 
追放運動の開幕 
殺意の山影 
永遠の旅人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひつじパパ

0
「俊作おじいちゃん、ご苦労様でした。余生をゆっくり過ごして下さい。」と、俊作に最後、声をかけたくなった。自分の為に生きるのではなく、先に逝った戦友たちの為に生きると決意し、戦争で得た様々な経験を生かし悪に立ち向かう。そうした意味では、使命を心に持った人間は本当に強いなと思った。使命を持つからこそ、心はいつも若者のような気概を持って何事にも挑戦出来るのだなぁと感じた。2019/08/05

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