内容説明
世界は変わる。しかし、悲観はしない。
AIやブロックチェーンなど、テクノロジーは私たちをどこへ連れて行くのか。
J-WAVEナビゲーター、フューチャリストの小川和也が描く32の寓話的思考。この1冊であなたも未来で途方に暮れない。
建築家・隈研吾氏、地球科学者・鎌田浩毅氏との対談を収録!
本書における思考法の最大の特徴は、「あたたかさ」を伴うことだ。
それは、あなた自身をあたためるための思考法であり、他の誰かをあたためられる。
あたたかさは人間特有の感覚であり、人工知能にはあたたかい思考法は持てない。
32編の寓話的思考から、「あたたかい思考法」につながるヒントを見つけてもらいたい。
「あたたかい思考法」が、あなたにとって望ましい未来へと導くことを願う。
――本文より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
16
隈研吾さんと著者&鎌田浩毅さんと著者との対談が面白かったです。エッセイは、ふんわりかなぁ。2020/12/05
Taka
2
「多くの人のお力をお借りしたが、分析は言うまでもなく、全て著者にある」最後の紹介されていた谷村志穂さんのこの言葉。機械と付き合って行く心得みたいに感じた。18仮想天草四郎が面白いと感じた。仮想化した自分で様々なことをシュミレートしたらどのような結果が得られるだろうか。24オールドヴァイオリンも。ギリシア彫刻もそうだけど古代のものの方が優れているものも確かに存在する。無人社会が実現されたら人はどのように変わるか。人と接する潤滑油でもあり障害でもある感情が役に立たなくなる世界。便利になった時ふと思い出したい本2019/11/29
古民家でスローライフ
1
近年のLLMの登場は、AIを身近な存在にすると共に、急速に変化する社会の中で、人間自体への影響に対する懸念がある。スマホの登場と普及により、それまで、パソコンを持っている人のみがアクセスできていたインターネットが、ごくごく、当たり前のものとなったように、これからの数年で、AIが、スマホや家電や車など、日常的に使用するものに組み込まれていくことを考えると、それによる人間や社会の変化は、スマホ以上にインパクトがあるのかも知れない。あたたかみのある社会構築は可能であるという希望を持って接する重要性を感じた一冊2025/04/15
yu-h1na🌷
0
さくっと2時間ほどで読了。デジタルとの一体化という考え方が自分には新しく、人間味がこの先は重要になるんだという考え方は、自分も同じ考え方だなあと共感。時代に置いていかれないように、がんばります。2022/05/23
デカゴジラ
0
人工知能など、テクノロジー偏重では冷たい世の中になってしまうため、もっと人間的な感情やアナログなつながりを大事にして、あたたかい世の中にしていこう、という本である。確かに、一流のロボットシェフが作ってくれる料理より、人間が愛情込めて作ってくれた料理の方が食べたいと思う。人工知能では再現できない、なにかがあるのだろう。大昔は、音声や映像を再現するなんで想像もできなかったろうけど、今は簡単にできてしまう。ひょっとしたら、近い未来に、そんな愛情のようなものをテクノロジーで再現できてしまうかも、と思った。2021/04/20
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