3男１女東大理IIIの母 私は6歳までに子どもをこう育てました

著者名：佐藤亮子【著】

中央公論新社（2019/08発売）

• ISBN：9784120050749

内容説明

2017年春、4人きょうだいの末っ子の長女も東大理IIIに合格、自身の子どもを全員東大理IIIに合格させた「豪腕ママ」。「靴下をはかせて起こす」「子ども部屋はなし」など、その斬新かつ大胆な子育て・教育論で、テレビ番組や講演の依頼が殺到、今年の春からは浜学園のアドバイザーに就任しました。

著作は多数ありますが、本書は現在講演会でいちばん質問が集中し、かつ、まだ書かれていない、「乳幼児期からの子育て論」を中心にまとめています。

佐藤ママの子育て論は具体的、論理的、詳細なノウハウがあるので男性、父親にもとても有用です。そしてその真髄は実は「究極の合理主義」と「悩まないこと」「前向きさ」「明るさ」にあります。これは、ゴールが「東大合格」でなくてもとても重要で、誰にでも盗める知恵なのです。世の多くの女性が子育てで直面する「悩み」「迷い」。それらを佐藤亮子流ノウハウで一刀両断します。本書は妊娠幼児期の子育てに疲れ、悩む母親たちにも役に立ち、「子どものためになりつつ実はラクになる」方法が満載です。



第１章　「ゆるくて楽しい育児」の心構え

第２章　周りに振り回されず、ちゃんとラクをする

第３章　愛情が伝わるコミュニケーション

第４章　一生モノのプレゼントになる生活習慣

第５章　子どものためになる幼児教育、習いごと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あっか]

佐藤さんの本は初！メディアなどから正に「はじめに」でご本人が書いていらっしゃる通りのイメージを抱いていましたが（笑）、本当に子ども達が大好きで、子育てを楽しもう！としていた姿勢が物凄く伝わってきて、そうだよね…と自分を顧み、ちょっと涙が出そうになりました。子どもに手や目や心をかけるところは徹底し、後はゆるく♪という今のママへのメッセージです。失敗より成功体験、今まで逆の考えでしたが取り入れてみます。公文にスイミングにバイオリン×4人に小4から塾は真似できないですが…お子さん達のお話も聞きたくなりますね^^

2019/02/26

[boo]

勝手にスパルタママかと思っていましたが、意外とゆるくて、育児を楽しんでいる方でした。人の子だと思って言葉をかけるとフィルターがかかって高圧的にならない。気をつけます…3年先取りして学習させることで肯定感が持てる。なるほどと思いました。上の子はもう5歳だけど、今ちょうどひらがなカタカナ楽しんでいるからちょっと促してみようかな。

2018/12/16

[しろくま]

愛情たっぷりの子育て。こだわる部分とこだわらない部分がはっきりしていて、やはり強い芯を感じます。廣津留さんと共通するものも感じます(^-^;子どもがいる「不自由」も「想定外」もここまで楽しんでしまえたらいいのでしょうね。

2018/05/09

[そうさん]

この方、本当に凄いなと思った。とてもではないが真似出来ないと思うこともあるけれども、出来そうなところは真似していきたいと思う。ここまでポジティブに子育て出来たら楽しいだろうな。ネットを見て、色々モヤモヤするのではなく、ポジティブな考えを是非とも見習いたい！

2019/06/07

[ひろ§]

佐藤亮子さんはYouTubeで拝見して、その子育ての仕方に興味を持ったのがきっかけで、この本を手に取りました。 子供のことをまず考えてらっしゃり温かい方というのが、文字を通じて感じられます。 そして、少々家事ができてなくても子供との関わりを大事にするという、私が大事にしたい子育てと似ていたので興味深く一瞬で読めました。 大事に手元に置いておきたい一冊になりました。 佐藤さんの他の本も読んでみよう。

2022/04/07