- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(スポーツ/アウトドア)
内容説明
市民ランナーのカリスマ、大迫傑、初の著書――。
これは、MGCの前に、オリンピックの前に必読の書である。
大迫傑は、悩みはすべて走ることで解決してきたと言う。
走っている間は、自分自身とじっくりと向き合え、答えを見つけられるのだと。
「僕が走ってきた中で見つけたこと、出会ったこと、現在の僕を形作っているものについて振り返ってみた」のが本書の内容だ。
大迫傑の、強さも弱さもすべてがさらけだされ、そこにこの本を出すことの覚悟、これから挑むことへの覚悟を感じる。
彼が教えてくれるのは、走ることの辛さと喜び。そしてそれを経験して学ぶ”生き方”。
マラソン日本記録保持者の葛藤から生まれた思考法が1冊に詰まっている。
〈目次〉
自分の道を選ぶこと。
マラソンを走るということ。
どんな結果も受け止めること。
環境が変わっても生き残る力を持つこと。
「今」を積み重ねること。
意志を持ち続けること。
ライバルをリスペクトすること。
不安をコントロールすること。
言い訳をしないこと。
目標を立てること。
子供たちに伝えたいこと。
大人たちに伝えたいこと。
テキストのほかに、64ページにわたる写真もみどころ。オフショットも掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みえ
48
仕事で暴れる牛に嫌気がさして毎日疲れてやる気が落ちてたが、大迫さんの走ることへのこだわり、生真面目に一つのことをやり抜こうとする力、なんか自分もまだまだ頑張らねば!と思う本だった。2020/04/11
KON
37
行動、思考がシンプル。これに尽きる。走るというシンプルな競技を体現しているようにしか思えない。フィジカル、タイム等も関係なく、こんなに走ることに向いている人はいるんだろうか。シンプルで強い。これに憧れてしまう自分は自分に甘すぎる。2023/03/23
鈴木拓
33
プロランナー大迫傑さんの言葉は共感できるものが多い。そしてやっぱりかっこいい。できる限り自分で選択し、その結果を自分の責任で受け止める。だから誰かのせいにするような言い訳はしない。そういう生き方は、マラソンという範疇ではなく、一度しかない人生をいかに意義あるものにするかということに繋がっている。今はまた選手に復帰をされるとのことだが、こういう人が指導者となり、自らの背中を見せながら人を育てたら、これからの社会に希望が見える気がする。2022/02/18
はまだ
27
アメリカに渡ったプロランナー。この人の顔と走り方としゃべり方が好きで、それは買う。買った。読んだ。 「きついという感覚は、すごく主観的で、冷静に考えて、そのきつさを分析すると意外と対応できる。「今きついのはどこ? 呼吸? 脚? 脚のどこ?」そう問いかけると体全体がきついわけじゃないと気づくので、少し楽になる」とか、「きつさを分割する」とか。単なる自己啓発本とかとはぜんぜん違ってます。イチローとかの言葉と同じ。積極的にこういうのを読んでいこう。うるせぇ? うるせぇな黙れコノヤロウ ★4.5 2019/09/14
テクパパザンビア
26
面白かった。あんなに速く素敵に颯爽とマラソンを走れるのに何を悩む事があるのかなぁ?サブ4で自慢してるおじんランナーには分からない。楽しく走れる事に感謝。2020/02/23