8月のソーダ水

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8月のソーダ水

  • 著者名:コマツシンヤ
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 太田出版(2019/08発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778321895

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内容説明

◆谷川俊太郎さん、推薦!
「コマツさんは詩のチルドレンと遊んでいます、
その国の住民はみんなとってもキュートです。」

すべてがとても新鮮で、どこかとても懐かしい――
新鋭コマツシンヤが贈る、心ときめくフルカラーマンガ作品集!

◆海辺の街に住む少女・海辺リサの周りは、いつも不思議で素敵なできごとがいっぱい。
浜辺に流れ着いたへんてこなバイオリン、うっかり空から落ちてきたゴーグルの少年、
蜃気楼の彼方に浮かぶ幻の都市……。
清涼なイメージがソーダ水のようにはじける表題作『8月のソーダ水』、そして「高知新聞」に連載されたナンセンスユーモアマンガ『うわのそらが丘より』を収録!

*Webマガジン「ぽこぽこ」で連載された本作を単行本化! 豪華オールカラー&ハードカバー仕様!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

160
寝る前にゆるく冷房のかかった部屋でペラペラ眺めると気持ち良く眠れました。青を基調としたフルカラーのファンタジーな物語はタイトル同様どこまでも爽やかで昼間の暑さを忘れさせてくれるよう。癒されました。ガラスのバイオリンを弾くリサちゃんがとても可愛いです。腕前はともかくとして(笑) ちょっとお高いけど、買って良かったと思える一冊でした。2021/07/26

へくとぱすかる

119
水色の町の美しさが8月によく似合う。淡い色彩の爽やかさは、ギリシャあたりの、すごいコントラストの風景とはまた違って、心が落ち着くようだ。日本のどこかにあってほしいなぁ、と本気で思う。オールカラーのコミックって、ぜいたくかもしれないけど、すごく楽しい。ラムネ、海辺の風、貝がら、灯台。リサちゃんや、もな子ちゃんの町は、いつも8月なのかな。町全体が夏の思い出そのもののよう。一度でいいから、あんなレトロな電車に乗って、まどろみ島まで行ってみたいよね。2021/08/20

mocha

87
海、空、ラムネのビー玉、シーグラス・・きれいな青で彩られた優しくファンタジックな世界。歩く灯台のお話が特に好きだった。併録の「うわのそらが丘」もとてもかわいらしい。絵もストーリーもきっちりカッチリしてなくて、すうっと胸に染み込むような気持いい本。心を鎮めたいときの、とっておきの青。2020/06/18

☆よいこ

83
夏にぴったりのグラフィックノベル(マンガ)フルカラー、不思議で優しいお話し▽翠曜(すいよう)岬の街に住むリサは、海でガラス製のバイオリンを見つけた。リサは気に入ってバイオリンを弾くけれど、個性的な超音波は周りには不評みたい。ラムネ瓶のビー玉は海のガラス。傘みたいな〈ジェット・スワロウ号〉に乗って空を旅する少年。うたたね貝の夢。灯台の散歩。接近する月にひかれて海が上がってくる〈海迎え〉▽高知新聞に連載されたマンガを収録▽「なにかにクタビレた時にパラパラっと見てもらえたらいいな、と思います」2013年刊。2024/07/26

あじ

63
ソーダ色の空の下、気泡が“しゅるるっー”と集まってきて“ぱちん”と、私の耳元で弾けた。ここは近いようで遠いどこかの国。海辺に暮らす女の子が体験した、摩訶不思議なお話がかわいい漫画仕立てで語られる。「うたた寝貝」が投影する陽炎のような幻、「灯台さん」とのっしのっしと散歩に出掛けたり、雨雲が作るラムネをご馳走になったり。やさしい炭酸で胸いっぱい、わくわくするお話ばかり。私の住む街もソーダ色に染まらないかな。思いついた!ソーダ色の水中メガネで潜ればいいのだ。2016/08/21

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