児童文学創作シリーズ<br> ルドルフとイッパイアッテナ

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児童文学創作シリーズ
ルドルフとイッパイアッテナ

  • 著者名:斉藤洋【作】/杉浦範茂【絵】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2019/09発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 250pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061335059

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内容説明

猫と人間、それぞれの愛と友情の物語。ひょんなことから、長距離トラックで東京にきてしまった黒猫ルドルフ。土地のボス猫と出会い、このイッパイアッテナとの愉快なノラ猫生活がはじまった……。 青少年読書感想文全国コンクール課題図書/第27回講談社児童文学新人賞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

206
【絶望は、おろか者の答え】は名言。黒猫のルドルフは魚屋に追いかけられ長距離トラックで遠くに来てしまう。そこでボス猫イッパイアッテナから野良として生きる術と読み書きを学ぶ。なぜ彼はルドルフに親切なのか?犬猫の社会は生き残るのが大変だ。飼い主のリエがいた町に帰りたいルドルフ。チャンスを得たものの事件が起きる。帰還か友情か?ルドルフの選択は?教養の大切さは作者の考えが投影されている(後述)。クマ先生やブッチーなど脇役も魅力。シリーズ化されているが、続きを読むかどうかは未定。作者は江戸川区出身(笑)。2020/05/28

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

143
猫を主人公にした友情の物語。間違えて東京行きのトラックに乗ってしまった飼い猫のルドルフは、野良猫のトラネコ〈イッパイアッテナ〉と出会い、次第に友情を深めていきます。飼い主のもとに帰りたいけど、自分の街の名前を知らないルドルフは帰るすべもなく途方に暮れますが、なんとトラネコは字の読み書きができるのです。2匹で勉強したかいあって、故郷が岐阜県であることを突き止めたルドルフ。新しい挑戦が始まりました。生きるために〈イッパイ〉の呼び名を受け入れたトラネコ、友だちのために勇気を発揮したルドルフ。どっちも格好いいね♪2015/01/27

いつでも母さん

131
復帰1冊目はこれ!再読ですが・・息子たちが大好きで幼い頃、N○K教育TVでアニメをずっと観てました。その頃を懐かしく思い出しました。ルドルフの成長物語ですが、イッパイアッテナが良いですね~ネコ社会も奥が深く(汗)大人が読んでも十分に堪能出来、学ぶことの多い作品ですね。このまま『ルドルフともだちひとりだち』に行ってみます。ラスト覚えているのですが、間違いないかなぁ・・2016/07/08

masa@レビューお休み中

126
男の結束は堅く、男の友情は熱い。義理を重んじ、弱きを助ける男たち…。そんな任侠ものの物語といってもいいくらい熱い物語なんですよね。でも、主人公たちは人間ではなくて、黒ねこのルドルフとトラねこのイッパイアッテナの二匹なのです。魚屋のオヤジに追われている内に、気がついたら知らない町にきてしまったルドルフは、ひょんなことから野良猫であるイッパイアッテナと出会うことになります。イッパイアッテナの親分肌で無駄なことを言わない性格がいいですよね。こういう兄貴がいたら、いろいろ教えてほしいと思ってしまいますね。2013/07/30

つくよみ

119
図書館本:思わぬトラブルで、飼い猫として住んでいた街から、遠く離れた東京に運ばれてしまった若猫ルドルフ。そこで、地域のボス猫的存在イッパイアッテナと知り合い、共に行動つつ様々な事を教わりながら、野良猫として生きていくお話。一見粗暴に見えながらも、実は深い考えを持つイッパイアッテナ。人語を解し、読み書きも出来る彼の薫陶を受け、猫として誇り高く生き抜く術を学び、成長するルドルフが良い。自分の故郷を見つけ、帰る方法を考え抜き、実行するだけとなった矢先に起こった事件。その時ルドルフは?猫の友情に、熱くなれる作品。2014/06/05

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