声に出して読む 渋沢栄一「論語と算盤」

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声に出して読む 渋沢栄一「論語と算盤」

  • 著者名:齋藤孝【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 悟空出版(2019/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908117664

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内容説明

新一万円札の顔として話題の渋沢栄一の名著を、齋藤孝が読み解く!
『論語と算盤』の原文から音読向きの言葉を選び取り、それを現代に引き寄せて丁寧に解説。1項目4ページ、スーッと頭に入る。
「日本人の幸福の絶対量を増やしたい」
「渋沢だったら、と思えば、ズルはしない人生になる」
「公と私で言うと、必ず公を優先させる。これが志だ」
「相手を切り捨てず、仁愛の情で接する」
「自分の成功・失敗なんて糟(かす)のようなもの」
「論語精神があれば自分の心が強くなり、他人にもよくしてあげられる」
「論語は精神文化、算盤はビジネス。その両方を兼ね備えることが現実的な正しい生き方である」
──こんな渋沢精神を、子や孫に伝えられる本!
──生きるための判断基準を渋沢にすれば間違いない!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

120
「論語と算盤」を読んだことがないのでどんな感じなのかはわかりませんが、こちらは斎藤孝先生の現代に引き寄せた解説付きなのでとてもわかりやすく、それに音読をするのでスッと入ってきます。新一万円札は2024年度かららしいですが、一万円札を見るたび内容を思い出せるといいなと思います。2021/11/24

Kei

114
新一万円札の顔。日本の資本主義の父、渋沢栄一。世の中は金魚鉢。金魚は利益を得ようとエサを食べる。するとフンも出る。エサを食べることだけを考えて、水を綺麗にするのをおざなりにすると、金魚は死んでしまう。金魚鉢の中の水を浄化する装置がなければ、つまり、世の中全体が快適になるシステムにしないと、利益は得られない。福祉政策は最大の利益追求である、と。今のとてつもない格差社会にも通ずる問題です。算盤は論語に通ず。人は新しいセーフティネットを構築できるでしょうか。2021/11/10

RX78

25
いったい何冊出してるんだ…本見つけるのたいへんだった…。実業家というからお金もうけした人と思っていたけど国のために働いた人だったのですね。渋沢栄一についてもっと知りたくなった。今の世の中、自分のために働いている政治家、経営者の何と多いことか。論語ももっと知りたくなりました。2020/08/23

belalugosi6997

9
簡単に読めます、全く難しくありません。可能であれば電車のなかではなく、タイトル通り声を出して音読できる状況が良いでしょう。私は歩きながら音読しました。子供から大人まで、男女問わず「普遍の真理」として永遠に学び続けるテーマです。私には「常識とは多数決の結果であり、真実と異なる場合がある」と考える人種からすれば「知恵・判断力、感情、意志」これ等三位一体が常識人とすれば、私は非常識極まりない。とかくこの世は結果ばかりを求めるが過程が最も大事。判っているがこれが煩悩の塊で私と偉人との決定的な差なのだろう。2020/03/15

まちゃお

9
最近論語が面白いと感じていたことから、一見なんの関連性もないと思える「論語と算盤」を読んでみたいと思い、この本を手にしました。渋沢栄一が生きた江戸末期から昭和初期と現代は通ずることが多く、感銘を受けました。「智、情、意」は論語の「知、仁、勇」からきていると考えられ、知識、感情、意志のバランスをとって行動すると人生も仕事もうまくいく。この3つのバランスが取れているかを、自分自身の行動を見直す基準にしてみようと思いました。2019/11/17

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