内容説明
養護施設での虐待が原因で、PTSDの症状に苦しみ、重度の愛着障害と診断された幸恵。
思春期を迎えると、愛着障害は不安症へと悪化していった。さらに追い討ちをかけるように、学校では執拗ないじめをうけ、不登校、転校を繰り返す。
それでもどうしてそこまで彼女は学校にこだわるのか? つらいだけの学校になぜまた行きたいと思うのか? 不安症と闘う少女が学校・親・友達への思いのたけをぶつけた、鮮烈なドキュメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のち
0
卑屈に生きていてもいいことはないのになと思う反面、いざ自分がその立場にたったときに気丈でいられるかというと、それは難しく感じる。 親から子への愛情って偉大なのだなぁ。2012/05/27
Maria
0
あたしも、読んでいて、ずっと違和感を感じていた。こんな子は、養護施設にはたくさん居たわ。 未熟な子どもたちが集団の中で、規範のないパワーゲームをし続けている。そこに大人は登場しない。 「世界中の愛を全部下さい」と、ヒットラーの「全世界を我が手に」とは、とても近いものがあるの。支配・被支配の関係性から紐解けば、パワーゲームが見えてくる。2008/06/25
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