幻冬舎単行本<br> おわりもん

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幻冬舎単行本
おわりもん

  • 著者名:高須光聖【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 幻冬舎(2019/08発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344035003

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内容説明

どんな逆境でも、知恵と仲間と笑いがあれば何とかなる、か!?

明智光秀の本能寺の変を乗り切った織田信長。
そのせいか、ますます荒れていく戦国時代。
この時代―
地位も名誉も親も、
もちろん金もない者がいた。
けれど、彼らは自由だった。



ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナイティナイン……多くの煌めく才能と
数々のヒット作を生み出してきた著者が挑む、究極の人間讃美の物語。
興奮&感動、痛快&爽快、そして笑える、新感覚時代小説。


<推薦コメント>

しぶとい、とにかくしぶとい。 転んでもただでは起きないというが、彼らはずっと転んでばかり。
一見は根無し草、しかし実はどんなに強い雨にも風にも負けぬ、根っこを失わぬ男たちの物語です。
―万城目学(作家)


人生一巻の終わり?と思ったのもつかの間、危機多発地帯である戦国時代の底辺で、奇跡のように生き延びる連中。奴らの活躍がまぶしすぎる!
―小谷真理(文芸評論家)


<あらすじ>

混迷を深める戦国時代。明智光秀による本能寺の変を乗り切った織田信長だったが、その首を狙う者は多く、戦国の世はますます荒れていた。
そんな時代が産み落としたものに、親も仕事も何もない“おわりもん”と揶揄される者たちがいる。
自由気ままに生きている“おわりもん”の五郎左衛門と又兵衛は、初めて参加する戦に前日の深酒で寝坊してしまう。だがその遅刻のおかげか、逃げていた負け戦側の大将・藤田重盛に遭遇。藤田の首を持っていけば褒美がもらえると喜ぶ二人。この時から、彼らの人生の大転換が始まった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チャリー・コグコグ

18
初読みの作家。連作短編5編。著者のバックボーンを全く知らずに読み始めた後、売れっ子放送作家だと知る。危機一髪の場面からのラストに知恵と勇気で切り抜ける。したたかに生きる強さに好感。五郎左衛門と又兵衛、どちらが松ちゃんで浜ちゃんか?この2人で映像化したら面白いだろうと思いながら読了。 2019/10/15

ichi

15
【図書館本】「おわりもん」=「尾張もん」で信長がらみの話なのかと思ったら、全く絡みがなく、おわりもんとは「孤児」という意味で同じ故郷の孤児2人の珍道中のストーリーでした。2020/03/09

キリン

8
なかなかのどんでん返し、面白かった。2020/10/20

mitubatigril

7
さすが高須さん 映像が目にうかぶ 読みながら笑えてしまう。こんな時代小説もありなんだって思えるエンターテイメント感満載でした。 ぜひ映像化して欲しい❗ ダウンタウンの二人が主演してくれたらオモロイだろうけどまぁ無理だろうけど誰がいいかなぁ(笑) そんな読後も別の楽しみに浸れる作品でした。2019/10/12

Yuuki Kushima

5
久しぶりの高須さんの作品。以前YOSHIMOTO DIRECTOR'S 100で高須さんが監督をしたショートムービー「賽の目坂」の前後談が小説として、描かれていました。頭の中をほっしゃん。と、大輔さんが駆け巡り回っていました。ただ、自分としては「あまりかん」の続編を希望します。高須さんと、ダウンタウンのお二人がいかにして「尼リカンドリーム」を掴んでいったかを詳細に描いていただきたいです。 2019/10/02

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