文春新書<br> 「田島道治日記」を読む 昭和天皇と美智子妃 その危機に

個数:1
紙書籍版価格
¥836
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春新書
「田島道治日記」を読む 昭和天皇と美智子妃 その危機に

  • 著者名:加藤恭子【著】/田島恭二【監修】
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2019/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166607440

ファイル: /

内容説明

天皇退位か、謝罪か――戦後皇室最大の危機を読み解く

初代宮内庁長官・田島道治は敗戦からまもない昭和23年、その職に就きます。東京裁判の判決を間近に控え、天皇退位問題に揺れる占領下の皇室。その戦後皇室の「危機の時代」を、田島の日記をもとに描くのが本書です。

占領下の天皇退位問題、「謝罪詔勅」の真相、マッカーサー解任の衝撃、宰相・吉田茂との連携……。そして皇太子妃選びから美智子妃の苦悩まで、昭和史の新たな地平が見えてきます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

6
敗戦直後から皇室に仕え、退職後も美智子妃を間接的に助ける役割を担った田島氏の日記を分析した本。日記の文体がカタカナ混じりで表現が古く、時代を前後しながら解説されているので、非常に読みにくかった。もし、正確に理解しようと思ったら、事柄の日付と登場人物の名前をメモしながら読まないと内容を追えない印象を持った。「昭和天皇と美智子妃その危機に」というタイトルは内容を表していない。ただ、田島氏が死の間際まで、皇室や明仁皇太子に仕えようとしていた忠誠心がよく伝わってくる内容であった。2019/12/09

Yoji Ochiai

1
最近のNHKスペシャルで取り上げられていた田島元宮内庁長官。日記に関する、Nスペに先行する分析。当時の関係者の動きがリアルによくわかる。最新の研究成果も踏まえ、田島日記は改めて分析される必要があるだろう。2019/09/09

sasha

1
戦後の占領期は、皇室最大の危機の時代でもあった。皇居訪問を頑なに拒むマッカーサーに憤り、「臣・茂」の吉田茂とも時には対立する。昭和天皇を、皇室を守ることに尽力した初代宮内庁長官は、平民出身だった。2012/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/349223
  • ご注意事項

最近チェックした商品