内容説明
ティヴリー王国の王女リリアーヌは戦禍を逃れるため森の家に滞在していた。そこで、負傷し倒れていた敵国グアドループの軍人を助ける。ジルと名乗る彼はリリアーヌに感謝し好意を寄せ、彼女も美しく凛々しいジルに心惹かれていく。「すべて俺のせいにして、今夜はただ触れさせてくれ」ジルが出立する前夜、優しく触れられて知る熱い想い。だがグアドループの国王から停戦条件としてリリアーヌを妃に迎えたいと申し入れがきて!?
◆電子限定特典:御厨翠先生書き下ろし短編を収録◆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デイジー
8
中古 再読。KUになってますね。俺様ヒーローだけど、言葉も甘くて真面目に惚気る一途さが良き。サブキャラもいい味。でも、やっぱり戦いシーンの終わり方が惜しい。そこにもっと見せ場があれば!安心安定の糖度高め、イラストも綺麗だし、手元に置いておこう。2023/01/28
フタ
5
勝手にロマンス大賞でいただいた本。ストーリーはおまけ程度だけどそれで良い( ˘ω˘)イラスト可愛かった~2019/07/05
十六夜
5
普通に面白かったかな。ヒロインが優しすぎて警護のひとたちも大変そうだなと思うけれど、馬鹿ではないし、ちゃんと機転も利かせるし、自分の立場もわかっている感じだから読んでいてストレスはない。ヒーローはヒロインにぞっこんだし仕事はきちんとしているからいいかな、と。ストーリー的には出し尽くされている感あるけどそれだけに普通に楽しめた。2019/06/04
朔夜
4
★★★2019/09/22
paumi
3
サブキャラが活躍しててよかった。一方リリアーヌはそこまでなにもしてないような…(笑)王道でどうってことのない話だけど、それが逆に安心して読めた。ウエハラ蜂先生の挿絵の作品を始めて読んだが、こちらも絵が綺麗ですぐに気に入った。またこういう小説をいろいろ読みたいと思う。2020/12/20