内容説明
2020年の大河ドラマの主人公は、明智光秀。その生涯は、多くの謎に包まれている――。 ●美濃源氏の名門・土岐氏の一族出身だった!? ●将軍になる前の足利義昭に仕えた足軽衆の一人!? ●織田信長の正室・帰蝶(濃姫)とは縁戚関係だった!? ●比叡山焼討ちで率先して、なで斬りを行なった!? ●行政官僚としては優秀だったが、戦さ下手だった!? ●ルイス・フロイスからの評価が辛辣だった理由は? ●戦さに次ぐ戦さによって、過労で倒れていた!? ●本能寺の変を起こした動機は、書状に書いてある!? 最新研究を元に黒鉄ヒロシ先生が、漫画で“一筆両断”! 織田信長の史料としてよく知られている『信長公記』に対抗して、著者独特の語り口で、縦横無尽に明智光秀を描く、まさに“光秀公記”というべき作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
布遊
32
漫画だから、読み易いと手に取ったものの・・にわか歴女には??光秀の前半生については分かっていないことが多いようだが、資料とすれば膨大な量がある。その中で、同じことが書いてあれば、それが事実となっていくのだろう。宣教師ルイス・フロイスの書き残した内容がよく出て来る。黒鉄ヒロシって、こう言った絵を描くんだ~大河ドラマは楽しみ~2020/02/17
もくもく
7
皆さんご高察のとおり、大河ドラマの影響で本書を手に取りました。(^o^) 日本史上で最も有名なクーデターの首謀者として知られるわりに、その前半生はよくわかっていなかった明智光秀ですが、最近になっていろんなことが分かってきたんですね~。 信長に仕える前の時代、そうか~濃姫の従兄だった可能性まである土岐の名家の出だったのか~。 地元民として、改めて興味を持ったので、他の本も読んでみようかしら…。 本書は、黒鉄ヒロシ 独特の描写も、ある意味おどろおどろしくて面白いなあ。(^o^)2020/01/09
尿酸値高杉晋作
7
相変わらず高水準の歴画。 しかし、黒鉄氏といえど、なかなか料理しづらいのか、明智光秀は。 割ともどかしい表現が多くて、ページがなかなか進まなかった。 次作に期待!!2019/09/25
ツキノ
6
『ぱんぷくりん』が大好きな本でなのでこれも読んでみようと思った。大河ドラマは録画しているものの最初の数回で視聴が止まっていますが…。フロイスが『日本史』に書いた内容、本能寺の変に至ったトリガーなどを、著者自身を登場させて対話させつつ、謎の多い光秀像に迫る。終わり方がとても印象的。2020/07/06
Seele
4
「本能寺の変」で歴史の表舞台から信長に退場を促したものの、それでも謎が多い明智光秀。あくまで歴史漫画(エンターテイメント)ではあるが、読後、自分だけの光秀と、変の犯人捜しを始めたとしたら、それこそ作者の狙い。著者のめくるめく推理に身をゆだねるのが心地よい。2019/08/24
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