はずかしがりやの バナナくん

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はずかしがりやの バナナくん

  • 著者名:岡田よしたか
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2019/08発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569784922

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内容説明

はずかしがりやのバナナくんは、学校で行われる「歌の発表会」の練習が嫌いです。バナナくんは、顔を隠してしまって歌えません。「ああ いやんなっちゃうな」としょげていると、近所のくしカツのおじさんがやってきて言いました。「みられてると おもうから ハズカシイ。まわりは みんな イモとか カボチャやと おもたら ええんや」。くしカツのおじさんのもとで、歌の練習がはじまりました。何日かたって、発表会の日になりました。バナナくん、最初はハズカシイという気持ちがありましたが、「みんな いしころ いしころ」と心の中で唱えたあと、ついに歌い出します。「バーババ バーババ バナバナバー」。どんどん調子が出てきたバナナくんは、とうとう皮を全部脱いで、音楽室を飛び出しました。「くしカツさんも いっしょに うたお!」とくしカツさんを誘いましたが、驚くことに……。最後のどんでん返しが最高の絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

107
生物と無生物の間を自在に行き来する岡田よしたかさんの絵本。ほとんどのキャラクターに顔がないのに関わらず、肉体(?)のうねりで感情を表現するワザはすごい。歌の発表会が近づいて来たが、シャイなバナナくんは「うわー よううたわん」と脱走してしまう。くしカツさんが「回りをイモとカボチャと思たらええんや」と助言するが、それができない。何しろすでにイモやカボチャなのだから。それでも舞台に立ったバナナくん。文字通り一皮むけたが……むけすぎてどこへいく? しかし、発表会の風景はほぼ冷蔵庫の中だな。2015年9月初版。2016/07/16

それいゆ

61
1年生の教室で朝の読み聞かせの時間に読むつもりです。どんな反応をしてくれるのか予測できませんが、楽しみです。7月8日に読みました。期待以上の反応には驚きました。あとで次々と感想を発表してくれました。手をあげる子が多すぎて、時間内にすべての感想を聞くことができずに終わってしまいました。バナナくんの歌の調子が子どもたちのツボにはまったようでした。くしカツさんのへたれな様子もお気に入りのようでした。2016/06/30

しゅわ

47
【図書館】はずかしがりやで、人前で歌えない…と悩むバナナくんと、強引に指導する串カツさん…安定の岡田さんワールド全開!な一冊です。その気になって飛び出したバナナくんをちゃんと追いかけて伴奏してあげてるカニ先生が密かなお気に入り♪です。2016/10/16

ぱお

39
読んでるときは、あまりおもしろいと思いませんでしたが・・・読み終わったあと、じわじわ効いてくる本でした。だって、カニがピアノを弾いて、バナナが歌っちゃうんですから♪2015/10/16

anne@灯れ松明の火

38
相変わらずの岡田ワールド。図書館の片隅で、相棒と笑っちゃった♪ バナナくんの変貌とオチが楽しい。顔が描いていないのに、体の動きで、気持ちがわかる。スゴイなぁ。それにしても、岡田さんって、カニ、好きだね(笑) 2016/09/06

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