内容説明
ものでも、トラブルの種でもありません。法律も整備され、ルールを正しく把握していれば心配することなどなにもないはずです。 40年ぶりの民法改正で、日本社会で深刻化する長寿化・少子高齢化に対応し、より現状に即した内容へと変わってきました 。では、そのようななか、受け継がれるべき資産を確実で有利に活用していくために、相続人たちはどう行動すべきなのでしょうか。
(本書「はじめに」より)
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【巻頭カラー特集】
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■遺族の生活を変える! ~2019年からの改正民法~
・配偶者居住権
・遺産分割等の見直し
・遺言制度の見直し
・遺留分制度の見直し
・相続効果等の見直し
・相続人以外にも特別寄与
■相続のトラブル【事例集】
・01:相続人の確認不足でトラブルに
・02:「知らなかった」で借金まみれ
・03:期限はないからと放置するのは危険!
・04:何通もあると逆に大混乱に
・05:残された財産だけが相続対象とは限らない
・06:財産価格の整理は、相続の前提条件
・07:相続で住む家を取り上げられる!?
・08:自分でコツコツ貯めたお金なのに
・09:会ったこともない姉兄が相続人になる
・10:特別寄与はどう考えるのか?
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【第1部】相続
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・相続・贈与の手続きスケジュール
■Chapter1:慌てない相続準備
・法定相続人と相続順位
・遺言書探しと検認は必須
・相続財産を洗い出して目録にする
・追徴課税へ一直線の「みなし相続財産」
■Chapter2:心配無用の相続手続き
・確認必須の手続きと書類
・もし遺言書に不満があったら
・遺言書がなしならこう話し合え!
・決裂したときには家庭裁判所へ
・遺産の受け取り方は4通り
・これなら完璧に銀行預金を引き継げる
・名義変更でトラブル防止の不動産相続
・忘れると大変! 各種手続き
・厄介なマイナス財産の処理
■Chapter3:相続税に注意
・相続税額の算出は複雑怪奇??
・取引価額より評価が低い課税標準額
・必携! 相続税対策
・各種控除で税金を抑える
・利用したい不動産の相続の特例
・ソンをしない相続税納付の流れ
・納付が難しくても諦めない
・納め過ぎた相続税を取り戻す
■Chapter4:トクする事前対策
・円満相続のために「争続」を避ける
・損しない遺言書の書き方・注意点
・あとから悔やまないように二次相続まで考える
・祭祀財産や葬儀費用、生命保険も節税に