三才ブックス アリエナイ理科ノ大事典 改訂版

著者名：薬理凶室【著】

三才ブックス（2019/08発売）

• ISBN：9784866731421

内容説明

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キレイな体に生まれ変わりましたヨ! 2018年2月に『アリエナイ理科ノ大事典』、同年12月に続編となる『アリエナイ理科ノ大事典II』を刊行いたしました。おかげさまで、2冊とも好評をいただき大事典は8刷り、大事典IIは4刷りと増刷を重ねております(2019年6月時点)。ただ、元々が月刊『ラジオライフ』『ゲームラボ』の特集･連載記事をベースに再編集したものであるため、特に大事典の方には世の中の時流に合わない記事がいくつか出てきました。そこで今回、少々の調整を加え『アリエナイ理科ノ大事典 改訂版』としてリニューアルいたします! 具体的な変更点は以下の通りです。●記事3本差し替え●カラーページを倍増(60ページ以上)●表紙カバーイラストの変更(淡島りりか先生は新規絵)●記事中のイラスト一部差し替え●くられ先生による後書き特に、今回の後書きはいつにも増してかなりの熱量。 有害図書と表現規制について、いつもの悪ふざけの仮面を外して、ある思いが語られています。これは一読の価値大アリでしょう。ぜひお手に取ってみて下さい。【後書き 一部抜粋】 本書は改訂版である。 改訂版なので誌面を一部改訂して、せっかくなので前より豪華に、前より誤植も減らし、前より少しでも良くしたつもりである。 本来ならば改訂版なんか出さず、次を出すべきなのでしょう。しかし時代はそうもいかないどころか、どんどんと不気味な影が実態を帯びてきて、やむを得ず改訂版の刊行となりました。 本書は幾度となく｢有害図書指定｣を受けてきたシリーズの本です。 有害図書というのは、言わば表現規制の一つの形であります。 本書を締め括る最後として、この｢表現規制｣について意見を述べさせていただこうと思う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ジョン]

絶版になったアリエナイ理科の教科書の復刻・増強版。懐かしいネタから最新のネタまであるよ。さすがにヤベー物は引っ込めたみたいで、そこがちょっと残念だった。まぁ普通に生きていればいらない知識ばかり。役に立つのはケミカル・クッキングくらいかな。でも、中学生の頃にこういったものと出会っていたら、きっと理系になっていただろう。それぐらい知識欲に溢れた本なのは間違いない。もっともっと早く出会いたかった。

2020/09/28

[イキュア]

とんでもない実験の数々が掲載されているが、この実験を一般人が実施しようとしてもまずできないだろう。できるようになる頃には、十分に危険性や注意事項なども身についているんじゃないだろうか？一般人の私にとっては科学で面白がるネタ本である。しかし、くられ先生が後書きで触れているように危険そうだから排除するというような扱いをこのシリーズは受けてきている。何が危険かを知らなければ、危険を回避することもできないと思うのだが……科学の面白さを伝えるとともに危険性も伝えてくれこういった本も必要だと私は思う。

2022/12/15

[晩鳥]

薬理凶室のことは知っているけど、そういえばちゃんと読んだことないなと思い図書館で借りて読んだ。教科書には載らないような科学ネタがたくさんあり、中学生の頃に読んでいたら科学の道に進んでいたかもしれない。個人的には生物の章が一番面白い。

2025/07/21

[読生]

https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/4866731427

2020/08/01

[土蜘蛛]

初めて読んだ薬理凶室の本。我々だからクラレ先生を知り、購入。個人的に化学に非常に興味があったためとても面白かった。物理の分野は何が書かれているかわからなかったけど…。 薬理凶室の本は絶版になったものも多く、現代手に入る少ない本の一つ。 【本書には過激な暴力表現、不謹慎な文言、無目的な工作、意味不明な実験がふんだんに含まれています。あくまでも自己責任の上お楽しみ下さい。分別の無いお子様以上に、ナンセンスと現実の区別の付かない老醜には特に手の届かないようご注意下さい。】

2020/03/26