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内容説明
ネオ半導体・電子部品・モーター・電子素材は新しい「産業のコメ」。日本企業の総合力が世界を変える! 世界のメガトレンドは、人口増加、高齢化、都市化。2030年には、2010年比で、食料は50%増、エネルギーは45%増、水使用は30%増となる。こうした状況を解決するには「IoT」が必要となり、その結果として生まれる360兆円の巨大市場で、日本企業が活躍する! IoT「4つの神器」、すなわちネオ半導体、電子部品、モーター、電子素材。その全ての技術と産業が揃っているのは日本だけ。日本電産、マブチモーター、村田製作所、ローム、京セラ、ソニー、東芝、富士電機、三菱電機、ディスコ、東京エレクトロンなど、また日本企業の時代がやって来た!
目次
第1章 IoTで生まれる巨大市場は360兆円
第2章 IoTで産業の主役が変わる
第3章 中国はなぜIoT大国を目指すのか
第3章 IoT「4つの神器」を支配する日本
第4章 IoTで激変する社会
第5章 革命を起こす日本のIoT企業群
終 章 日本企業の復活は確実!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
27
ハードな部分は強いかなといった印象。インバーター、センサー、半導体、電子部品、素材全部自前なのは、アメリカと日本くらい。しかし、日本に足りないのは、ビックデータや人工知能系のノウハウでそういうところが稼ぐところで重要なウェイトを占めると思う。多種少量なタイプは細かい仕様に対するインセンティブをもたらすので、職人気質な日本、ドイツにとってはチャンス。自分は農業から貢献したい。2020/01/04
007 kazu
23
センサーを通じたIoT社会がやってくる。そのIoTに欠かせないレガシー半導体、電子部品、モーター、電子素材の4つの「神器」を持つのは日本だけ。村田製作所、信越化学、ローム、東芝メモリー、三菱電機etcスマホやPCが席巻した時には後塵を拝した日本製造業。IoTは多種少量生産を特徴とする社会になり、日本製造業に明るい未来のチャンスがやってきそうという話。その強みをより活かすためにメーカ同士の協業も必要と説く。精密機械市場に精通していないので「そうなの?」という感想。(続く)2019/11/22
Akiro OUED
2
中国製造2025の出鼻をくじいたのは、IoT最強国家ニッポン製半導体の中国への集中豪雨的輸出ではなく、アメリカの強硬な対中貿易交渉によるもの。IoT冷蔵庫は、庫内にある人参、じゃがいも、肉から、肉じゃがを提案するが、肉なしでも肉じゃが風料理を提示できるようになって一人前だよ。2020/04/02
シュウジ
1
主にIot化による製造コスト削減書かれていたと思う。世界各国で取り組まれているこの事業は、日本が有利なる点についてトヨタとソフトバンクの提携が中心になって、大量に製造している自動車生産をいかにIot化していくか?この点が日本の第四次産業を発展させていく要になるといえる。将来的に楽しみだ。また、人間の脳の働きなど人体の科学的な視点も少し書かれていたのも面白い。
Naohiro Mukaihira
0
株投資している人にとってはすんなり読める2019/11/01