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内容説明
医療現場で実証済み!
「地頭がいい」とは、このことか!!
思考の質とスピードを同時に上げる「ワーキングメモリ」の鍛え方!
1章 効率のよいマルチタスクとは?
2章 時間管理スキルを上げる
3章 「見落とし」を徹底的に防ぐには?
4章 忙しい人のための効率のよい学習法
5章 継続力を高め、飽きっぽさを解消する
6章 「後悔しない、よい選択」を脳にさせる方法
「何から始めたらいいか」がいますぐわかる!
やるべきことを、速く・正確にこなせる本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
53
マルチタスク弊害、人間、完璧でないもの、あれこれ手を出さず集中。以下メモ。地頭の良さは、加工された情報を効果的に使うワーキングメモリが決めている。マルチタスカーほど、何にでも首を突っ込んでしまう。マルチタスクを続けると、脳は面白いことを探し続ける状態に陥る。マルチタスクの罠に陥ると自分の力だけでは戻れない。人は1日に59個の未来を考えている。意図しない思い出しを活用するには、何度も思い出すこと。イベント前には日常生活をルーチンにする。間違えたところを取り上げる学習法は効果が上がらない。2023/12/09
Kentaro
45
複数のプロジェクトを同時に進行させているときに、「このプロジェクトのこの仕事が終わったら、あのプロジェクトのここをやろう」と思い出す力。 手元の作業に集中しながら、同時に急ぎのメールを返信する力。 これからつくる資料について考えながら、上司から別の仕事の指示を聞いているときに働く力。これらの、「必要な情報をいったん頭の中に置いておいて、使いやすいように加工し、その情報を使う場面になったら取り出せる記憶」が、ワーキングメモリだ。 この能力は、仕事中だけでなく、日常生活でも働き続けている。2020/07/17
よっち
36
思考の質とスピードを同時に上げる ワーキングメモリの鍛え、仕事の処理速度を上げる科学的な方法を解説した一冊。脳科学の観点からマルチタスク状態への対策、脳がどのように時間を捉え仕事の配分をしているのか、見落としによるミスの防ぎ方、時間がない社会人が効率よく学習するための方法、何をしてもすぐに飽きてしまう状況の解消、自分が満足できる選択をする方法などを解説していて、より具体的な実行に移すまでのイメージを持つことや、アウトプットを意識することでインプットも活きてくるといったことには読んでいて納得感がありました。2019/09/29
太田青磁
17
何にでも首をつっこみたくなってしまうときは、ワーキングメモリ能力の低下を疑う・目的を持って作業を行う、姿勢を整える・ネットで見聞きしたことを他人に話してみる・日常生活がルーチンになればなるほど、脳が扱う情報を減らすことができる・重要度・遂行度・満足度の3つの軸で何をすると充足されるのかを言語化する・予定が決まったらすぐに詳細を詰める・面倒くさいことには少し手をつける・構え効果によって先入観でものを見ていないかを疑う・見落としを防ぐには情報量を減らす・復習は間違えたところだけ、テストはすべてを対象に行う2020/08/03
はづきち
14
オーディオブック。仕事の処理速度を早くするには「ワーキングメモリ」を鍛えることが重要。何度も予定を思い出すことで時間を見積もる力が高まる。忙しい人ほどアウトプットを重視して学習する。など。 1番興味深かったのは「ワーキングメモリが低下すると飽きっぽくなり待つことができない」。これが「何をするにもやる気が起きない」原因になるらしい。もしかしてこれが不登校の原因?「フロー状態」を作り上げるとよいそうですが、子どもたちに伝えても「ゲームでフロー状態になれる!」とか言いそう。それじゃ意味ないんだよなぁ。2023/02/19