内容説明
豊穣の海を奪うのは誰か? 日本海を「東海」に変える韓国、豊富な魚介類と鉱物資源をかっさらう中国、年間200隻もの北朝鮮漂着船…略奪の海の惨状を徹底ルポ。領土問題だけじゃない、中国・韓国が脅かす日本の海洋資源!
日本は竹島、尖閣諸島、北方領土などの海洋安全保障に頭を悩ませてきた。しかし、実は領土問題だけでなく、日本の多くの海洋資源が隣国によって奪われようとしている。海洋学の第一人者が送る「海に守られた日本から、海を守る日本へ」変わるための提言書!
【本書の内容】
・自衛隊の隣接地が韓国企業に買われた
・泳いで漂着した北朝鮮人
・北西太平洋の支配は鄧小平の野望
・戦闘できる中国海警VS戦闘できない日本の海上保安庁
・現実的には「歯舞だけ」の可能性
・北方領土にバーはあってもキャバクラはない
・「逆さ地図」で見えてくる日本の潜在力
・離島を守る宮古島・奄美大島 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
32
海洋スペシフィックな話題もあるが、全体的には日本の周辺国との関係がテーマ。主張内容はやや極論ではあるが、一つの見方として有用と思われる。内容的にはよく目にするものも多いが、幕末に日本に譲歩したというロシア側から見た主張の紹介など目から鱗の見方も多々ある。2021/12/12
HMax
27
「海に守られた日本から、海を守る日本へ」。隣国を選べない日本とはよく言ったもので、ロシア:クリミア問題、北方領土、国境支配に独自のルール、北朝鮮:核開発のテロ国家、韓国:国際条約より感情論、中国:仲裁裁判所の裁定を紙屑よばわり、PR下手な日本、一発逆転の発想で、環境保護から入り、日本の海を守る方向へ進んではどうか。それにしても北朝鮮、中国の動きが不気味、2012年106隻2000人の中国人が五島列島福江島玉之浦に侵入、2018年には200隻を超える木造船が日本に漂着・漂流、国境の町が危ない。2019/12/14
to boy
25
日本を巡る海洋に関する危機的状況を記載されていますが、時に目新しい記事が無くてちょっとがっかり。日本海、東シナ海、ホルムズ海峡などの現状を書かれているが、だからどうしたら良いという見解が少ない。それにしても日本の隣国はルールを守らない国ばかりなのに性善説を採りたい日本の無策が嘆かわしい。特に世界に発信する情報戦のお粗末さはもう少し何とかならない物か。2019/10/25
金吾
22
日本の海に関する現状特に中国の現状変更の動きが書かれています。かえすがえすも日本の政治・外交の無責任な行いが子孫に報いを能えていると感じます。2024/02/08
魚京童!
16
盗まれる、盗まれるっていったて、使ってないじゃん。使っていて、それが奪われるなら、取り返そう!戦争だ!皆の衆、核を持て!って言えるけど、別に活用もしていない、ただの海じゃん。もっと使おうよ。使えるなら、どんどん東に行けばいいじゃん。空母とか作ってるなら、同じように海で生活できる基盤を作って、漁業をしていけばいいじゃん。空母の周りを囲って餌があるところをうろうろすればいいじゃん。使ってないのに、盗まれるっていったってしょうがないでしょ。まずは有効に活用してから話そうよ。2022/07/03
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