静寂とは

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静寂とは

  • 著者名:アーリング・カッゲ【著】/田村義進【訳】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 辰巳出版ebooks(2019/08発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777822584

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内容説明

騒音時代に生きる現代人へ―――車の騒音、アナウンスの声、音楽など、私たちの日常はノイズで溢れている。人々はスマートフォンを片手に、いつも何か(誰か)と繋がって、気になる事があれば何でも検索、あっという間に欲しい情報を手に入れる。
人、環境、情報、時間……あらゆる物事が、めまぐるしく変化する時代。現代人は無意識においてさえも、常に何か(騒音)を聞いている。
そんな日常において、人々の心と体は、知らず知らずのうちに、ストレスを抱えてしまっているのではないだろうか。そんな現代人に、今もっとも必要なもの。それが、「静寂」なのかもしれない――
静寂とは何か。静寂はどこにあるのか。なぜ今、静寂が重要なのか。
この3つの問いの答えを見つけだすために、著者が語った33の試み。
「静寂」を感じ、向き合う事によって得られる心身の解放。
ストレス社会に生きる人たちに、今読んで欲しい一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

40
静寂。これほど、芳醇な時間もないのではと思うようになった。これは、自分で求めないと得ることができない時間・空間だと思う。明け方、自家菜園でそんな時間を経験したことがある。無音で、時間のギアがコトリとわかるような時間がある。自分自身が、世界に溶けこむような瞬間。きっと、禅の世界にも通じるのかと思う。2021/01/19

aloha0307

30
人間は沈黙を忌避し、あれやこれやの用事をつくり(無理にでも??)、いつも忙しくしている。著者:ノルウェー人 ガッケさん 本書執筆の動機は、賑やかさより静けさのほうに価値があるとは一般的に考えにくいところにある。”もっと もっと”でなく、何かを手放し折り合いをつける...静けさは”控えめな贅沢”なのですね✿ 絵画 Opie画のsunrise 究極の静寂です✿✿ 天国の背景を醸す色合いはこのようなのではないかな✿2020/05/24

双海(ふたみ)

14
静寂とは何か。静寂はどこにあるのか。なぜ今、静寂が重要なのか。この3つの問いの答えを見つけだすために、著者が語った33の試み。「静寂」を感じ、向き合う事によって得られる心身の解放。ストレス社会に生きる人たちに、今読んで欲しい一冊。2024/01/28

林克也

6
20年来耳鳴りが続くが、静寂を得ることができるだろうか?この本を読むと、肉体的、物理的な静寂は得られないが、精神的な静寂ならなんとか得ることができるのではないかと思える。静寂とは無音状態のことではないし、どんなに五月蠅い環境のなかでも静寂を得る手法を身に付けたい。「静けさは格差のひとつであり、健康で豊かな人生を送ることができる機会の差は歴然としている。」とあるが、静けさの価値がわからない人にとってはその“格差”さえも解らないだろう。2019/03/19

めん

4
早朝、家族が起き出す前、物理的な音はない。毎朝、その静けさをラジオの音で終わらせる。私は「世界で何が起きているか知るために多くの時間を」かけている。「ある意味、静けさはそういったことの対極にある。~大事なのは、考えすぎるより経験すること。~ほかのヒトやモノを通して生きないこと」。外の世界と距離を置き、何をも通さない精神的な静寂を感じとれるのは、とびきりの贅沢な時間なのだろう。挿入写真の影響か、真っ白な雪、青い空、そこに自分がいる証のような足跡・・・それらで心が満たされ、静けさを味わえた。豊かな本だ。図書館2025/01/24

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