フィリピン少年が見たカミカゼ―幼い心に刻まれた優しい日本人たち(シリーズ日本人の誇り 7)

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フィリピン少年が見たカミカゼ―幼い心に刻まれた優しい日本人たち(シリーズ日本人の誇り 7)

  • 著者名:ダニエル・H・ディソン
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 桜の花出版(2019/08発売)
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  • ISBN:9784434111211

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内容説明

少年時代、誇り高い日本軍人と楽しい時間を過ごしたフィリピン人のダニエル・H・ディソン氏が、日本軍人の真実の姿と、崇高な精神について語った。
「長い間フィリピンを植民地としてきたスペインやアメリカに比べれば、日本のフィリピン支配はほとんどないに等しいものでした。日本は、そのたった四年の間にカミカゼ精神をもたらしてくれました。それは、フィリピンにとって最良のものでした」アジア孤高の精神・カミカゼの心。

<著者略歴>
ダニエル・H・ディソン(Daniel H. Dizon)
1930年フィリピン・マニラ市に生まれる。父ヴィンセンテ・ディソン氏は著名な芸術家。その後アンヘレス市に移る。11歳の時に第二次世界大戦(大東亜戦争)が勃発し日本軍の将兵達と出逢う。戦後は高等学校に進学し、卒業後は10年以上電気会社に勤務するが、フィリピン大学美術学部の奨学生試験に合格し入学。大学在学中に歴史学に興味を持ち、植民地時代以前のフィリピンの歴史を調べ始める。卒業後に旧日本軍の神風特別攻撃隊の事実を知り衝撃を受け、特攻隊と日本の歴史の研究に没頭。1974年に特攻隊が史上初めて発進した地、マバラカットにその記念碑を建立。現在も歴史研究を続け、自宅に開設した「カミカゼ博物館」で地元の子供達に特攻隊の精神と意義を説いている。

<目次抜粋>
第一章 アメリカはヒーローだった
第二章 街に日本軍がやって来た
第三章 懐かしい日本軍との蜜月時代
第四章 戦争末期の日本軍の惨状
第五章 カミカゼ記念碑建設へ
第六章 妻エンリケッタの思い出話
第七章 日本は何故戦争に突入したか
第八章 真の友情こそ私の願い
シリーズ「日本人の誇り」刊行によせて

目次

目次(小見出しは抜粋)

第一章 アメリカはヒーローだった
貧しくも満ち足りていたアメリカ植民地時代
私のルーツ

第二章 街に日本軍がやって来た
突然、日本軍が来襲し、ヒーローを打ち負かした
子供に優しかった日本兵達
戦前の日本人商人が将校になって現れる
バターン死の行進の真実

第三章 懐かしい日本軍との蜜月時代
学校でタガログ語を習い、規律を学ぶ
日本軍の駐屯地に遊びに行くようになる
売春宿はあったが慰安婦はいなかった
日本軍人とアメリカ人の違いを身に染みて覚える

第四章 戦争末期の日本軍の惨状
日本軍政下のフィリピン独立
残虐になっていった日本軍
恩義に報いた日本軍
アメリカ軍の攻撃が始まる
アメリカ兵はもっと残虐だった

第五章 カミカゼ記念碑建設へ
名ばかりのフィリピンの独立
大学に進学。フィリピン人としての誇りに気づく
カミカゼの本との運命的な出逢い
あこがれの日本に行く
カミカゼ記念碑建設を様々な困難が妨げる

第六章 妻エンリケッタの思い出話
ある日突然日本軍が爆撃してきた
将校さんが病気の見舞いに来てくれる
悲しい別れ
夫との出逢いとカミカゼ
日本人はフィリピン人に受け入れられなかった

第七章 日本は何故戦争に突入したか
欲深い白人達がアジアを蹂躙
日本がたどった道を誰が非難出来るのか
カミカゼは白人に対する最後の猛烈な抗議だった
座して負けるのを待つのは日本人ではない
日本はアジアを指導していくべき

第八章 真の友情こそ私の願い
植民地時代、フィリピンの人々は満足していた
アメリカがヒーローだと思い込まされていた
日本はフィリピンの民族覚醒を促した
カミカゼはテロリストなどではない
次世代へと引き継がれる私の願い

シリーズ「日本人の誇り」刊行によせて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
日本の占領下にあったフィリピンの様子を筆者自身の視点で記録した本。日本が各国に戦争を仕掛けた悪い国だった、という教育とは全く違った視点を与えてくれる本であり、東南アジアだけでなく、アフリカ諸国にも日本が良い影響を与えたという事実を伝えている。 カミカゼが感情的に美化されていることと、著者の言うところの神風特攻隊と、在フィリピン日本軍人とが必ずしも対応している訳ではないので若干論理がおかしいことはご愛嬌。2014/04/29

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