内容説明
「いつかは死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」がいいわね──女優・樹木希林はなぜあれほど平気で旅立ったのか。生老病死すべてをいかにおもしろがるか。ここでしか語られない言葉に満ちたラスト・ロングインタビュー。最期を看取った娘・也哉子さんの談話も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真香
118
希林さんが亡くなる半年前のインタビュー。あれからもう1年が経つんだな…と、しみじみしながら読んだ。仕事との向き合い方、結婚生活や子育てについて、病気と死生観の話など、その生き様はご主人の裕也さん以上にロックだと感じた。娘の也哉子さんのインタビューもまた素晴らしくて、真っ当な人ながらもユーモアがあって聡明なところがしっかり希林さんから受け継がれていて、とても素敵な女性。私も人生の終わりを迎える時に「今日までの人生、上出来でございました」と言えるように生きていきたいなと思う。2019/09/12
Aya Murakami
78
ひねもすのたり選書本。 全身にガンが…。怖いですね。名前だけは知っていた大女優でたしか映画・日々是好日に出演していた記憶がある方。フジフィルムのCMにも出ていた模様です。子どもの頃の記憶の中にあるフジカラー写ルンですに出演していたのか。初めて知った。 女優である以前に劇団にも所属していたもよう。民藝座で旗をふる。調べてみたけど共〇党の影響があったみたいですね。ということは旗は赤旗のことか…。ガンに女優に劇団に…。未知の分野を知ることができた1冊。2026/07/08
けんとまん1007
78
女優「樹木希林」を演じきった背景が見えてくる。いろいろな出来事を、いい意味で面白がる思考・姿勢がそこにある。どこか、少し違う位置から自分を含め、見るということ。少し、先の時間を考えることなんだろう。「さいざんすね・・・」からの思考が、それを表しているのかもしれない。2023/10/15
おさむ
42
亡くなる直前の自伝的インタビュー。基本言いたい放題だが、樹木希林さんのおかしさ、変人ぶりがよく出ている。でも、一方でとても真っ当で潔い生き方だったとも感じる。高潔とはちょっと違って、毒を持った強かさのような感じ。死後、関連著書がたくさん出版されて多くが売れているのは、そんな真っ当さに惹かれる読者が多いからなんでしょう。娘さんの也哉子さんのインタビューも読み応えがありました。幼い頃は変人の母親に振り回され、恨んだ事もあったとか。でもその語り口を読む限り、とても真っ直ぐに育てられた人なんだなと思います。2019/08/29
まい
38
やはり、樹木希林さんは、只者ではないことが分かる本です。不思議な人、こんな女優さん中々居ないでしょうね。昔のドラマや映画の話しなどから、人生観、死生観など、ホント生きるさまがよく書かれています。合わせて、娘也哉子さんのインタビューにも心打たれました。もう一度、樹木希林さんの映画を見たくなりました。2020/02/23
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