角川新書<br> 親子ゼニ問答

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角川新書
親子ゼニ問答

  • ISBN:9784040823102

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内容説明

「老後2000万円不足」が話題となる中、金融教育の必要性を訴える声が高まっている。が、日本人はいまだにお金との正しい付き合い方を知らない。W経済アナリストの森永親子が生きるためのお金の知恵を伝授する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

18
経済学者のモリタク親子が、「金」と「金融教育」について語る。印象度B+ ほとんどは息子の康平氏が書いたものだが。父・モリタクが息子に金融教育をほとんどしなかった(仕事人間で、いかにも昭和の父らしい)こと。唯一思い出に残っているのは、子供たちに子供たちだけで銀座で昼飯を食べるミッションを与えたら、銀座のマックで食べてきたこと、などが面白かった。モリタクは「投資全般」にいい印象が内容で、「額に汗水たらして働け」派の人のようだ。一方、息子の康平氏は今時の人で「投資は必要不可欠」派。2025/05/17

くらーく

7
門前の小僧習わぬ経を読む、ですな。最近では、康平氏の方が信用できるような気がする。。。お父さんは、バラエティータレントですよね。 こういう2世なら良いと思うのですよ。父親の背中を見て、自ら学んで、それでいて同じような職業を選ぶ。そこに、父親の恣意的な動きは無い(ように見えますけど)。 それと、思想と言うのですかね。観念的なものと言いますか、生き方と言うか。その辺は、卓郎さんの方に同意しますが、時代の違いでしょうね。実際には、康平氏の方が現在の状況を表しているように思えます。いや、充実した問答でした。2023/05/27

えがお

7
森永卓郎さんって息子さんいるんだしかも本の帯にお2人の写真が出ているけど、さすが親子、そっくり💜しかも息子さんも同じ金融業界で働いていらっしゃるのだという、同じように金融の教育が大切という視点から起業されたそうだが、その視点で対談している本。確かに2000年代、お父さんが年収300万時代と書いて叩かれていたけど、もはや平均年収は実質それ以下なってて予想はズバリ当たっている状態。この2人の対談は聞いといた方が良さそうです😅2019/12/03

ガンジス川沐浴子

5
少子高齢化社会、老後の資金の話から、資産運用、詐欺には引っかかるな、という内容。 子供にどう経済学を教えていくか、みたいな。 資産運用は分散投資で長期で気長にコツコツと。 日本には大地震リスクがあるので、地震が来ても大丈夫な地域の資産保有が必要、という話は考えさせられる。2022/01/11

SY_SH

4
森永卓郎・康平親子が、お金に関する考え方について書いた本。しかし、親子で考え方が結構違うのは驚き。卓郎氏は労働を美徳と捉え、金儲けのための投資は忌避。浩平氏は金に働いてもらう投資は善との立場。各々平易な言葉遣いでお金に対する見方を述べていて読みやすかった。エピローグで浩平氏が「アナリストと経理は違う。両方経験した方がいい」との発言は同意。2022/08/18

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