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内容説明
ダニエル・ゴールマンは、EI(感情的知性)の第一の要因として、セルフ・アウェアネスを挙げる。スタンフォード大学経営大学院の調査でも、リーダーが伸ばすべき最大の能力の筆頭に挙げられた。優れたリーダーは、自分を形づくってきたものをよく知っている。そして他者が自分をどう見ているかをありのままに受け止める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaichiro
83
HBR EIシリーズ第5弾(最新刊)。オーセンティック・リーダーシップ発揮のため、自分自身をしっかりと理解する試み。内省や瞑想の実践などが紹介され、第3弾のマインドフルネスから本書までで「内在するリソースを見極め、十分に活用する」考え・術の一連の主張を完結。各論文はフォレスト新書の内容と何ら変わらない。格式高いHBRレベルの主張があっという間に一般社会に紹介される。世の移り変わりが益々加速する中、ノウハウ・スキルの賞味期限は短くなる一方。変化の激しい時代、何でも興味・関心をもち、実践し続けていくしかない。2019/09/15
タナカ電子出版
34
人は自分自身がみえない自己認識できない。幸か不幸かそれが現実です☺️ならば、それならそれで、わからないまま無知でいるのか❔この本は自己認識するための方法とさらなる自己成長を促し、リーダーシップのスキルと位置付けてセルフ・アウェアネス(自己の意識を傾ける)を提案してくれる本です🎵書かれている内容は実践的です✨信用できる身近な上司、部下、同僚、仲間、恋人…など5人以上から自分の評価やかわるべき性格や行動に耳を傾ける👂修行です🙇あなたはその言葉に反論してはいけません😱真摯に受け止め改善する。それだけ❕2019/09/08
しみー
9
『なぜ』ではなく『なに』で内省する。感情に名前をつける。フィードバックは内容と提供者を切り離して考える。2023/06/08
くらすけ
7
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」など自分を知ることは重要であると伝える格言などは多いものです。特に仕事などでスキルを伸ばしたい時には自分の現在地を把握することは大事です。 ですが心理学的には人は自分のスキルを過大評価する傾向があるとわかっています。有名なのは「平均以上効果」。人は自分には平均以上のユーモアがある…などと平均より自分は高いスキルがあると考えてしまうのです。 自分の伸ばしたいスキルのレベルを性格に知る方法は人に聞くことですが、聞き方が重要です。効果的な聞き方が9章で紹介されています2020/10/01
nichepale
5
職場の課題図書。個人的に面白かったところ自分の言葉でまとめ。→リーダーには他人からの率直な評価が集まりにくい&リーダーは不安いっぱい/自問自答するときには「なぜ」ではなく「何をすればいい?」と尋ねるのがベター/自分の反応のパターンを知りそれに名前をつけて認識しとく/反応するのではなく価値観に基づいて行動/身体的な自己を知るためにアプリで計測できる(体調と感情の連動などが分かる)/フィードバックは発信者と内容を分けて捉える/シェイクスピアは人間が成長するさまを描いたからこそ人気→今こそハムレットを読み返す!2023/05/27