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内容説明
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時を超えた廃校ノスタルジー。
2015年からスタートした『小学一年生』発の絵本企画ぴっかぴか絵本シリーズ32作目。
田島先生は、「ちからたろう」、「とべバッタ」などの作品で知られる絵本界の大御所的存在。他社からの複数依頼が重なる中、企画意図に共感いただき、1年の打ち合わせ、制作期間をかけ実現した企画です。
本作品は、国際的な芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」において2009年に“空間絵本”として再生された新潟県十日町の鉢集落の廃校(現「絵本と木の実の美術館」)が舞台になっています。実在した生徒がモデルになっています。子ども達の思い出を食べるおばけ、トペラトトと彼らの物語です。世界を侵蝕するグローバリズムに対し、地域に根付く絶えなることのない活き活きとした魅力が表現されています。
※この作品はカラー版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえ
34
廃校になった雪国の学校。こんな階段があったら皆わくわくする。郵便配達の人は降りてこないし、あれ?そこにいたのは…。このお話にはモデルになった小学校があり、新潟県十日町のその学校は今は『鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館』になっているとのこと。2023/07/07
たーちゃん
22
息子は「階段の上には何があるんだろう」と言っていました。2022/11/29
くぅ
19
不思議な話。ファンタジーだね。うちの息子なら、、、たぶんこの階段を登っていけないな。興味より恐怖が勝ちそう。(4歳11ヶ月)2022/04/15
ほんわか・かめ
17
田島征三さんにしてはファンタジーで不思議な設定だなぁと思ったら、そういう背景が。実際に廃校になった教室にアート空間を作られたそうで、この絵本が不思議空間への招待状といったところか。2020/12/03
ヒラP@ehon.gohon
17
不思議なお話です。 その不思議さが、過疎地の廃校を使った美術館をモデルにしたお話と知って納得出来ました。 お話に出てくるユカも、ユウキ、ユウタロウも実在した児童だったとか。 わずかな在校生が通った小学校、美術館に展示されている作品が、夢の世界を作っています。2019/12/05