内容説明
妖しくも美しき、スタイリッシュ伝奇アクション、ここに開幕!
美貌の青年、真継晴の周囲で繰り返し起きる悲惨な事故。
それは晴の祖父、座倉統十郎が持つ骨董品「匣」の相続を争う、親族たちの謀略だった。
命を狙われた晴の護衛として雇われたのは、横浜山手に店を構えるという、骨董品店「杠屋(あかなしや)」の面々。
彼らは、いわくつきの古道具「特殊骨董」の始末を請け負う特殊骨董処理業者であり、彼ら自身もまた特殊骨董の化身――付喪神なのだという。
呪われた「匣」の秘密と晴の過去を知るために、座倉家に乗りこんだ晴と杠屋の妖かしたち。
そこで彼らが出会った真実とは――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり@京都の何処かで
15
三雲さんなので購入。こなれた感じでサクサク読めたのですが、流石だと思っていたらどうやらかなり書きづらかったご様子。どんなにベテランになっても創作というのが大変なのには変わりないのですね。特殊骨董処理業者「杠屋」中二感が凄くてかっこいい。ボーイミーツトラブルなお話でした。2019/10/03
にゃうぴょん
12
祖父の骨董品「匣」を巡る親族達に命を狙われる晴くんと護衛に雇われた杠屋のお話です。スピード感ある展開で謎も回収され面白かったです。晴くんと杠屋の個性的な付喪神達はいい仲間になりそうなので今後の彼等の活躍も見てみたいと思います。2019/08/16
Mu@仔羊堂
10
久々の三雲岳斗さん。今回は付喪神絡みのお話だった。相変わらずスッと不思議な物語世界に惹き込まれた。刀剣や鏡の付喪神など定番のキャラが出てきて能力同様安定感は抜群。 最後の仕掛けも日本の古典を踏まえてそこに来たかという感じだった。ただ、いつものラブコメ成分は皆無だったので、そう言う楽しさはなかったなあ。あと、物語の緩急があまりなくてするすると流れるように繋がっていくので、もう一つ盛り上がりに欠けた気がする。もう少しこうグッとするような展開が欲しかったかな。2020/11/29
水無月冬弥
10
三雲岳斗先生(@mikumo)の #ラノベ 俗にいう付喪神を取り扱った異能バトル。ヒロインはいない男同士の友情? BLっぽい流れもなくていいですね。しかし、妖怪の話なのに科学知識に関するネタがあるのがSF畑らしいですね2019/09/11
ツバサ
8
男と男の友情は素晴らしい。三雲先生の作品では珍しく、ヒロインがいなかった。ただ、それを感じさせず物語にのめり込むことが出来ました。謎や伏線はスッキリ回収しましたが、続きが読みたいです。2019/08/03
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