内容説明
家賃も払えず極度の栄養失調で路地にうずくまっていた一馬は、通りがかった財閥の御曹司・航洋に拾われた。顔が可愛いから――ただそれだけの理由で、タマと呼ばれて屋敷で衣食住の世話をされることに。料理が趣味の航洋は、食材を惜しみなく使い、時間をかけて美味しい手料理をふるまってくれる。居候の身なのに、徐々に航洋に惹かれていってしまって――？ 土鍋で炊いたおかゆ、チャーハン、豚骨ラーメン……美味しいご飯とやさしい恋。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へへろ～本舗
4
料理男子と孤独なニャンコ男子の溺愛物〜と能天気に買ったら重かった…2018/08/27
かける
3
栄養失調で倒れた受と捨て猫と言って受を拾って餌付けしてく攻。 まぁ、家族に対する思いは人それぞれだから、そういう人もいるよね。受の心理描写と餌付けの場面が長い感じ。両想いになってからの描写もうちょっと欲しかった2023/05/05
はづき
1
前半は特に、主人公の内心の描写（思考）が延々と続く場面が多い。後悔や反省、こうすれば良かった…というのにページが結構割かれている印象。内容は尤もなんだけど、途中でダレる気持ちもなくはない…ので、大学生とか一人暮らししたばかりの人とか、参考にしたい人はきちんと、うんうんそうだねって思えるくらいの人はさらっと読むと良いかもしれない。あと、全体的にそれぞれの経験や考えに作者のそれが盛り込まれてるのかなと思うけれど、嫌な感じはしないので軽いエッセイを読むような感覚もあった。言われてみれば確かにね、みたいな。（続く2018/10/06
